【検証】ファーウェイスマホは「Google無し」でもアリなのか
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昨年5月の米国制裁「ファーウェイショック」を受け、昨秋以降に登場したファーウェイの端末はAndroid搭載であるにもかかわらず、GooglePlayストアが非搭載となっています。
その後、今年3月にハイエンド端末1機種が日本でもひっそりと発売していましたが、この6月にいよいよ同社で最もポピュラーかつフラッグシップと位置付けられる「Pシリーズ」最新モデルが発売開始となりました。本記事ではこの最新機種をハードとソフトの両面からレビューしています。
最注目機能はぶっとびスペックのカメラですが、普段iPhoneとGoogleのPixelを使っている身からすると、ファーウェイの端末を手に取ったときのディスプレイの美しさに圧倒されます。裏を返せば大げさともとれるほど。サムスンのギャラクシーもそうなのですが、極端な挟額縁は慣れるまでに時間がかかります。
いよいよ始まった5Gに対応する端末として圧倒的に安いのも魅力ですが、肝心の3大キャリアにそっぽを向かれているうちは厳しいかもしれません。携帯料金問題といい、3大キャリアの高みの見物っぷりはどうにかならないものかとも感じてしまいます。
GooglePlayストア非対応も密接に関わるGMS(Google Mobile Service)については、明日の後編で詳しく解説します。性能云々の次元ではなくなった経済戦争
ようすれば安全保障上の懸念があるという少々の事実を盾に過剰ともいえる政策を発動し、自国優位性を守り抜くという自国ファーストは当然その他のサプライチェーン企業にも甚大な影響を与えます
バックドアは確かに存在しますが、それはあくまで極々特定の人物の情報をいつでも収集できるようにばら撒いているもので、「俺の情報を政府が監視している」と騒いでいる人は自意識過剰もいいとこだったりします
とは言えこのようなスパイ行為は度が過ぎる時があります
例えば今の香港を見ればそれは明白です
国際的な常識の範疇を超えたことをする可能性があることを正しく怖がる必要があるでしょう
そのような中で、性能が良くて安いからという理由で選択するならそれもよし、非人道的と言えるふるまいをする国家がバックにいる製品を使いたくないと購入しないもよしでしょうこれだけのスペックのモノをこれだけの値段で出せるのが本当に脅威。
Androidを使えない分、OSは自社コスト。もちろん規模が大きいからその開発費を薄めたり、また部品についても大量調達でコストを下げてはいるだろうが、にしても対スペックで安い。