日本で人口減少が進む本当の理由 今の少子化対策は正しいのか
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注目のコメント
【人口減少の原因は少子化にある。それは子育て環境の悪化によるものだ。だから子育て支援が最大の少子化対策だ】
・・というのは誤りだ!!という記事。
同意致します。
しかしながら現実の我が国では・・
「そのような【印象】による決めつけで【少子化対策と称する政策】が堂々と進められ、その結果として更に少子化が進んだ」
・・のが事実です。
要すれば【政府の政策立案能力は著しく低下している】という事です。
※これが戦争だったとしたら、完全敗北でしょう(なんせ、最大の国難とやらに対して、戦略も誤る・戦術も誤る・・という政府って話ですよね/既に憲法9条の理念は達成された!と・・いかなる武器を持っていようと政府のコントロールの誤りにより勝てない事が証明されたと思っています)。
政策検討は、
「 (1)問題の発覚→(2)事実の確認→(3)原因の特定→(4)課題の抽出→(5)対策の検討→(6)インパクトの調査→(7)政策の決定 」
という形で進めなければなりません。
近年、どうにも (1)問題の発覚→(7)政策の決定 のような安直な脊髄反射な政策が目立つように思います。本件などはまさに象徴的だと思います。
記事中、
>>無論、結婚を選択する、しないは個人の考えに基づくものであり、その判断は尊重されねばならない。<<
とありますが、その通りだと思います。
しかしながら問題は、「恋愛・結婚・出産を望んでいるのに、失政による経済的な理由で、あきらめざるを得ない社会」になっている事です。
「恋愛・結婚・出産を望む若者が、経済的な理由で諦めなくて済む」社会を実現する事が重要であり、これこそ「目的」とすべきです。
資本主義社会かつ相応の福祉がある国家であれば、少子化は必須となります。
しかしながら日本では、有配偶出生率は相応に人口を維持するのに足りますので、上述の問題が解消されれば、自動的に人口は回復していくでしょう(くどいようですが、それは「目的」ではない)。最後の部分に共感しました。
以下、引用です。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
急速な人口減少の流れは変えられないのだから、これから必要なのは人口減少を前提とし、その中で豊かな社会を模索するための政策立案であるべきだ。それをせず、少子化対策に予算をつぎ込めば人口問題は解決できると強弁するのは、方向性が誤っている。予算の公平で適切な配分という側面からも、政府はもう一度事実を見つめるべきだろう。価値観の変化でしょうね。
結婚して子供を持ち、家庭を持つ
が、いまだに ベター な 幸せの価値観
ではありますが、
それ以外にも、人生を豊かにする生き方が
現代にはありますし。
とはいえ、今の世の中で、
子供を育てる事
って、めちゃくちゃ難易度高い。
お金は無いし、見てくれる人いないし、
周りからの目も気になるし、、、。
私の周りの 2人、3人の子供を持つ
友人夫婦の共通点。
・夫が安定高収入の
上場企業のエリートサラリーマン
・妻も働いているが、
育児に理解のある企業に在籍してる
・居住地が、妻側の実家に近い
ダブルインカムで、お金があり、
いざとなったら旦那の収入だけでも
それなりに余裕のある生活が出来るし、
女性が産み育てる事に積極的な環境。
そして、いざとなったら頼れる両親が近くにいる。
妻側の実家が近いというのが、
かなりポイントらしい。
お金 と 環境 と 甘えられる人の存在
があれば、子供が欲しい人が、
躊躇わずに済む社会なんだけど、
現代日本では、この環境は、
レアケースであり、超贅沢と
言わざるを得ない。