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再び「線状降水帯」発生のリスクも 最新情報に注意を 気象庁

NHKニュース
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  • 国内航空会社 気象予報士

    今回の大雨は終わっておらず、むしろまだ始まったばかりです。少なくとも来週いっぱい、梅雨前線はほとんど同じ位置に停滞し、活動も断続的に活発となる見込みです。来週の雨量は静岡など東海から西の各地の南西斜面を中心に500mmを超えるところが出てくる見込みで、平地でも200mm近くなるところがありそうです。局地的に集中して降ると考えられますので、数値演算よりもさらに多い雨量となり、水害や土砂災害につながる恐れがあります。
    しかし現在の数値予報では、台風や低気圧といった大きなものの予報はおおむね正確になってきたのですが、積乱雲というせいぜい数十kmしかない規模のものは予報の精度が低く、いつどこで大雨になるのかというのは直前(数時間前)まで予報が困難です。

    ご自宅がハザードマップで水害や土砂災害に見舞われる危険があるとされている場合には、警報が出たらどうするか、避難勧告でどうするか、という行動指針をしっかりと決めておきましょう。警報が出たら気象レーダーを確認しつつ、避難経路や持ち物を再確認する、避難勧告が出たら即座に行動に移す、というようなものでもよいですが、地域の状況によりアレンジは必要です。下手に外に出ないほうがよいという考え方もありますが、それは川の水があふれたり広範囲に冠水するなど、災害がすでに発生してからの考え方であり、発生前であればできる限りの避難が必要です。

    梅雨の終わりが近づくと、太平洋の高気圧の周りをまわって、湿った空気が日本付近に入りやすくなります。それが梅雨前線にぶつかるために梅雨の終わりには毎年のように集中豪雨が発生します。今年はインド洋東部の海水温が高く、どうやらこのために日本付近から梅雨前線が動きにくくなっていて、少なくとも来週いっぱい、再来週ももしかしたら同じような位置に前線が停滞し続けることになってしまいそうです。
    今の数値予報を見る限りでは、東北南部から奄美に至るまで、どこで集中豪雨が発生しても別に不思議ではない状況です。避難が遅れることによる死者をゼロとするために、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    積乱雲というのは、単体だと寿命は1時間程度です。強い上昇流により積乱雲が発生し、そこで雨が降ると今度は下降流が発生し、上昇流を打ち消して、積乱雲の勢いを弱めるからです。

    しかし、冷たい下降流と暖かく湿った風があらたに出会うと、また上昇流が発生して積乱雲ができます。

    つまり、積乱雲のあったところに暖かく湿った風が吹き続けると、えんえんと同じ場所に積乱雲ができ続け、数時間大雨が降り続くというわけです。

    線状降水帯というのは定義が曖昧な用語ではあるのですが、ざっくりと言うと上記のようなしくみで集中豪雨が起きている場所ということですね。レーダー画像を見ると、細い線のような形をした赤や黄色のレーダーエコーが出ています。

    個人ブログですが、線状降水帯については気象研究者の茂木耕作さんのブログに詳しい解説があります。
    興味のある方はこちらもどうぞ。

    https://motesaku.jp/archives/1049


  • M.Architect/C.m.engineer/R.E.Notary&P.Manager/W.Coordinator

    これはあの時の再来か。
    西日本に甚大な被害を出した、あの豪雨災害はまだ記憶に新しいです。広範囲において大雨の危険性があるります。ダムも猛暑の長期予報の元では易々とは事前放流できません(する時はするでしょうが)

    コロナ云々より、危険になる前に事前避難です。元々避難は様々な感染リスクはあるものですが、「命を守る行動を」が最優先なのをお忘れなく。


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