この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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何かあってからもワクチンは打てますが、その場合は感染していないものに対してになるので、やはり若いときがベスト。
また、子宮頸がん、HPVへの誤解もなくしたいです。
本当に、誰でも感染するし、実は誰でも感染していて(そのまま何もなく消えちゃう人もいる)ことを知って欲しいです。そして、だからこそワクチンで予防できる「がん」なら尚更。男性へのワクチンも。
本日(8月31日)深夜に生理の特番に稲葉先生に出演してもらっていることもあり、この連載が楽しみでしょうがないです!注目。
しかも、定期予防接種なので、対象者は無料で接種できます。
まずはそのことを知ってもらいたいです。
NPユーザーさんの多くは、10代の時にこのワクチンがなかった世代と思いますので、ぜひ子宮頸がん検診を定期的に受けて下さい。
婦人科医として言えば、「子宮頸がんは診なくていいなら診たくもない」ですよ。検診受ける方も大変だろうし、子宮頸がんの手術は婦人科手術の中でも侵襲性が非常に高く、放射線療法も期間が長く患者への負担は相当大きいものです。こういう患者を日常的に診ているので、まあ「ポジショントーク」になるんでしょうが…
高齢妊娠が増えて子宮頸がんの好発年齢と妊娠が被り、ブライダルチェックで癌が見つかった人も決して珍しくないという…
「検診を受けていればがんになる前に早期発見できるからそれでいい」
これを主張される方が多いんですよね。「それでいい」わけないだろう…
数少ないワクチンで予防できる癌。コロナでワクチンへの注目が集まっているので、是非HPVにももう一度チャンスを。
追記
クラウドファンディングされていたんですね。ちなみに重見Dr.は自分の大学の先輩で熱い先生です。
https://readyfor.jp/projects/min-papi
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内科的な診療から、外科的な手術、さらには命の誕生であるお産にも携わる産婦人科医の稲葉可奈子氏。
臨床の傍ら、子宮頸がんを予防するためのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンや、性教育などの啓発活動も積極的に行っている。実は、子宮頸がん予防ワクチンは男性にも大いに関係があり、性教育は子どもだけでなくビジネスパーソンにこそ必要になっている。知っておくべき大人の性教育とは?
小2の息子、年少の娘、4カ月の男女の双子を持つ「4児の母」でもある稲葉氏は、多忙な毎日の中でも、ほぼワンオペで育児を楽しんでいるという。その秘訣を聞いた。(全7回)
■第1回 産婦人科医・4児の母が取り組む予防医療と性教育
■第2回 命を守ろう。日本だけ接種率が低いHPVワクチン
■第3回 堀江さん、「パ」プロジェクトをやりませんか
■第4回 性教育は下ネタではなく生きていく上で必要な知識
■第5回 4人の子育てと仕事の両立を楽しむ
■第6回 潔く手抜き、インプットも筋トレも「ながら」で
■第7回 ジャック・バウアーが心の支え、24時間駆け抜ける
退官して日本に帰るとHPVワクチンの接種が限られ、性教育やReproductive Health and Rightsの認識で開発途上国以下の現状に驚きました。科学的根拠もなく不安を煽ったマスメディアやそれに迎合した厚労省の責任は重いと感じました。
稲葉先生の運動は大変重要です。女性のジャーナリストや産婦人科や小児科の医者も動員して大きな運動を起こしてもらいたいと思います。子宮頸癌に罹ってから母親が反省しても手遅れです。特に問題を起こしたジャーナリストやオピニオンリーダ達には各国の対応と、科学的知見を勉強しなおして女性の疾患や死亡を防ぐために頑張って欲しいと思います。厚労省も政策をレビューして間違った知識や誤解を生まないような指導をしてもらいたいと思います。
”HPVワクチンの接種率が高い国では、子宮頸がんの撲滅が視野に入ってきていますが、日本では逆に増えている。”
”アメリカやカナダなどでは、男性にもHPVワクチンの接種を勧めています。男性に接種を推奨している国はすでに20カ国以上あります。男性が感染すると、中咽頭がん、陰茎がん、肛門がん、尖圭コンジローマなどを発症する可能性があるのです。
日本ではまだ男性への適用は承認申請中なのです”
多くの人に届くといいな。