2020/8/30

【稲葉可奈子】産婦人科医・4児の母が取り組む予防医療と性教育

産婦人科専門医 医学博士
内科的な診療から、外科的な手術、さらには命の誕生であるお産にも携わる産婦人科専門医の稲葉可奈子氏。

臨床の傍ら、子宮頸がんを予防するためのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンや、性教育などの啓発活動を積極的に行っている。実は、子宮頸がん予防ワクチンは男性にも大いに関係があり、性教育は子どもだけでなくビジネスパーソンにこそ必要になっている。知っておくべき大人の性教育とは?

小2の息子、年少の娘、4カ月の男女の双子を持つ「4児の母」でもある稲葉氏は、多忙な毎日の中でも、ほぼワンオペ、アウトソーシングなしで育児を楽しんでいるという。その秘訣を聞いた。(全7回)
稲葉可奈子(いなば・かなこ)/産婦人科専門医
2008年、京都大学医学部卒業。同大学医学部附属病院で初期研修の後、東京大学医学部産婦人科に入局。三井記念病院を経て、東京大学大学院にて医学博士号を取得。現在は、関東中央病院産婦人科勤務。4児の母。

産婦人科医の仕事は天職

産婦人科医という仕事が天職だと思えるほど、本当に好きです。