この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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さて「ダメ元でも自分から動く」に関して、記事にはありませんが、番外編としてエピソードをひとつ。三人目の子供が生まれたとき、産後すぐに仕事に復帰しなければならなかったのですが、保育園が見つからず悪戦苦闘。区役所に日参して窓口で相談をしたり、あちこち問い合わせをしても全く空きがない状態でした。そんなとき、ふとマスターカードが入っているビルの下の階の、日系IT企業さんのことが頭に浮かびました。子連れ出勤されている社員の方が多く、お子さんも従業員の方も笑顔で出社されているのを思い出しました。その会社のウェブサイトを見ると、素晴らしい社内託児所をお持ちとのこと。早速先方の社長さんのメールアドレスにあたりをつけて(一度もお目にかかったことはありませんでしたが)ダメ元で「上の階のものですが、子供が保育園に入れず困っています。もしそちらの託児所に空きがありましたら、入れていただけませんか?」とメールを送らせていただきました。そうしたところ、わずか2時間のうちにその方からお返事を頂戴しました。非常識なご相談を差し上げたのにも関わらず、丁寧なお返事をいただけたことは、今でも忘れられません。残念ながら先方の託児所は既に一杯で、入れていただくことはかなわなかったのですが、幸いにも、その後近所の小規模保育所に入ることができました。
他にも例を挙げだすときりがありませんが、7回の中で色々とご紹介できればと思っています。宜しければどうぞ最後までお付き合いください。
ーーー
世界に2万2千人以上の社員を抱えるアドビ(Adobe)で、アジア人女性初のバイスプレジデントを務める秋田夏実さん。
日本のマーケティングと広報を統括し、100人以上のチームメンバーを抱え、3人の子どもの母でもある彼女は、多忙さを微塵も見せないヒマワリのような笑顔とあふれるエネルギーで会う人を魅了する。
三菱銀行、シティバンク、マスターカード、HSBCなど日系、外資系の名だたる企業で活躍し、どこでも共に働く人たちのエンゲージメントを高めていくその手腕と理由はどこにあるのか。
マーケターとしての鋭い目と高いアンテナは、NewsPicksプロピッカーとしても注目を集めている。そんな秋田さんのモチベーションの原点やリーダー論を聞いた。(全7回)
■第1回 アジア人女性初のアドビVPが実践するリーダー論
■第2回 社員のエンゲージメントを高める「3つの秘訣」
■第3回 メンターに相談する時の心得
■第4回 「時間帯x見える化」で効率アップ
■第5回 世界のルールで仕事をするための「主張する力」
■第6回 マーケティングの基本を小学生時代に学んだ
■第7回 今日が最期の日でも後悔のないように生きよう
都銀から外銀までは転職する方はいると思うのですが、その後のカード会社やアドビなどは少し違う業界でもあり、ましては要職を務められていらっしゃるので今後の連載が楽しみです!
京都アニメーションの火災の時にアドビがポンと5万ドルの寄付をしたことがニュースになってましたね。アドビ製品を長年使っていたのでここのユーザーで良かったと思いました。ありがとうございました。
表面的な部分や経歴からは見えない信念・哲学・芯が見えて奥深いです。あらゆる逆境や困難な局面、変化の中でも突き進む原動力なのでしょうね。どういう経験でその強みを身につけたのがとても気になります。
以下、引用
・しかし、実際の私は、留学先で英語に苦戦したり、退職して夫の駐在に同行したり、3人の子どもの出産や育児、受験など、大きな壁も転機も何度も直面してきました。常に変化にさらされて順風満帆ではありませんでした。
・それでも、私は変化を怖いとは思いません。むしろ楽しんでしまおうと思うのです。
・一度きりの人生であれば、ポジティブに毎日を精いっぱい楽しんだほうが良いと思うからです。
・リーダーは指揮者のような存在
年々チームにとって自分のあるべきロールが変化してきて悩むことがたくさんあります。
最近ようやく自分のマネージャー像が見えてきて、一歩先に進めてきた感じがしてきたとこ。
「一人ひとりこが引く楽器の音色を引き出して、壮大な曲に仕上げる指揮者のように」
という感覚、すごく参考になります。
何故かものすごくしっくりくる信念でした。愛社心と言われると急に表面的な印象を与えかねないですが、BtoCでもBtoBでも、自分のプロダクトにポジティブであることが大切なのだと解釈しました。