【出前館 会長】ほっかほっか亭で社長賞を受賞した企画・PR術
成功へ導いたのが、中村利江会長だ。リクルートで営業職としてバリバリ働き、再就職したハークスレイでも抜群の企画力で、女性初の管理職に。そして2億円の借金ごと創業者から出前館を引き継ぎ、見事な経営手腕で上場企業へと押し上げた。最近も機を捉えた先行投資や、LINEとの提携強化などで注目を集める。
カルチュア・コンビニエンス・クラブのカリスマ創業者の増田宗昭氏から「女増田」と評された中村会長が抱いてきた経営哲学とは。(全7回)
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成功の裏には必ず理由があり、ルール化されている。
個人的に想うのは「やった」「やらなかった」に加えて「やり切ったか」まで落とし込まれていて、成果は明確に変わってくるもの。
現場主義の重要性は多くの方が理解していても、やり切れる人はどれくらいいるのでしょうか。いつも大変勉強になります、ありがとうございます。
出前館・中村利江会長の連載第4回です。「管理職になれば制服を着なくていい」と言われ、「では成果を上げよう」と決意した中村氏。早々に成果を上げて初の女性管理職になります。
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新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続き、フードデリバリーサービスが急伸している。業界のトップランナーが出前館だ。2020年5月の第3Qまでのオーダー数は2,605万件(前年同期比125%)、加盟店数2万4000店(同125%)、直近1年以内に利用したアクティブユーザー数も370万人(同128%)と、利用が拡大している。
成功へ導いたのが、中村利江会長だ。リクルートで営業職としてバリバリ働き、再就職したハークスレイでも抜群の企画力で、女性初の管理職に。そして2億円の借金ごと創業者から出前館を引き継ぎ、見事な経営手腕で上場企業へと押し上げた。最近も機を捉えた先行投資や、LINEとの提携強化などで注目を集める。
カルチュア・コンビニエンス・クラブのカリスマ創業者の増田宗昭氏から「女増田」と評された中村会長が抱いてきた経営哲学とは。(全7回)
■第1回 急伸デリバリー、トップ自ら配達員を務める
■第2回 リクルートで身につけた仕事の基本
■第3回 リクルートで年間MVPを獲得した営業術
■第4回 ほっかほっか亭で社長賞を受賞した企画・PR術
■第5回 社長就任、給料10万円で誰よりも懸命に働く
■第6回 CCCカリスマ創業者に「女増田」と呼ばれて
■第7回 トップに復帰、立て直しのために取り組んだこと
「カイゼン」は現場からしか生まれない。徹底的に三現主義(現場・現物・現実)、5ゲン主義(+原理・原則)を貫くこと。それをメタ認知し、構造化したとき、ポイントが浮かび上がる。小さなカイゼンも規模が大きくなれば、大きなカイゼンへと繋がる。
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