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ミャンマーは世界最大のヒスイ産出国ですが、背景には中国からの需要増大と無理な採掘があり、同様の事故は頻発しています。2015年の事故でも113人が亡くなりました。
 今回の事故ではすでに死者162人が確認されていますが、さらに多数の死者、行方不明者がいると見られます。
 アフリカで、ダイヤモンドなどの資源が紛争に関わる諸勢力の資金源になっていることをいう「紛争ダイヤモンド」という言葉がありますが、ミャンマーのヒスイ、琥珀、金、黒檀などは、東アジアの紛争ダイヤモンドといえるでしょう。
 事故の起きたミャンマー北部のパカントは、元々少数民族カチン人が住んでいる地域です。この地域でヒスイを採掘して中国へ輸出するために、ミャンマー国軍系の企業が無理な採掘を進めてきました。ヒスイ鉱山周辺の土地を奪われたカチン人たちは、カチン独立軍を組織して、ミャンマー国軍に抵抗してきました。ミャンマー各地で起きている民族紛争と同様の構図です。
 事故に巻き込まれたのは、ミャンマー国軍系企業の隙を突いて密かにヒスイを採掘していた、地元のカチンの人々でしょう。