トヨタ、在宅勤務制度を拡充へ 感染防止と生産性向上
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トヨタならではの仕事の仕方をリモートワークでもどのように展開するのか、大変興味をひかれる。
単にオンラインで仕事のやりとりをするというだけでは、フォーマルな仕事はできるだろうが、インフォーマルな関係は構築しづらい。しかしこれが組織を動かしたり、様々な発見をもたらしたりしている。
どのような工夫をしながら、フォーマルに加えインフォーマルなつながりを確保していくのか、トヨタだけでなくさまざまな企業がここにチャレンジする事が大切だと思う。
本件とは直接関係ないが、トヨタイムズで公開された労使交渉の動画は大変反響を読んだが、今年度はどのような形になるのだろうか。在宅勤務による生産性向上を大企業で論じるのは大変なこだろうと推察しますので、その意味ではトヨタはリーディングカンパニーとして思い切りましたね。
通勤手当代の削減や、場合によってはオフィスの縮小などコストメリットはわかりやすいですし、感染症予防目的や育児介護目的は典型例として理解されやすいのですが、それ以外で一般的に毎日在宅のほうが社員の能率が上がるケースというのはなかなかないように思います。
しいて言えば「気分的なもの」でしょうが、それは非論理的な概念でなかなか経営者には理解されにくいですしね笑本当に在宅勤務を推進し、新しい働き方を実現したければ「CEOは会議室に行くな」と言うのを推奨しています。今のリアルとリモートのハイブリッド型の働き方で1番の問題なのは、リアル派とリモート派での情報格差や分断、一軍二軍意識が生まれること。そうなるとせっかくの多様な働き方が多様性の効用につながらない。それを決めるのはCEOの居場所です。
私が取材した3名はこう言っていました。
「会議室には行かない。全員がリモートで入る会議にしている。例え自分が会社にいても自分のオフィスからなど、どこから出ても格差がないようにしている」