(ブルームバーグ): デービッド・アインホーン氏のヘッジファンドの成績が6月にマイナス5%となった。バリュー株のパフォーマンスが成長株を下回った。

同氏のグリーンライト・キャピタルの年初来のマイナスは20.7%に膨らんだ。ブルームバーグが6月30日の投資家向け報告を確認した。

S&P500種株価指数は6月に1.8%上昇。4-6月(第2四半期)は1998年以来最良の四半期となった。

バリュー株を選好するアインホーン氏の投資戦略は総じて、近年の市場トレンドから外れており、2015年以降苦戦が続いている。

今年5月下旬にはバリュー株へのシフトが見られたが短命に終わり、6月は再び成長株が優勢となった。

グリーンライトの広報担当者はコメントを控えた。

原題:Einhorn’s Greenlight Hedge Funds Lose 5% in June, Extending Drop(抜粋)

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