なぜホンダ「ステップワゴン」は苦戦する? ミニバン人気もライバルに追い付けない理由
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注目のコメント
確かに現行ステップワゴンは色々やらかしてる。
おかげでコンパクトながらハイブリッドも用意したフリードに喰われてる感もある。
この各社5ナンバーミニバンは言うまでもなく日本自動車販売の屋台骨なのだが、未来は決して明るくない。
なぜなら、この3世代は皆同じプラットフォームをキャリーオーバーしてるのだ。
ノア、ヴォクシー、エスクァイアは90年代末のMCプラットフォーム派生、ビスタアルデオのシャシーから作られたもの。
TNGAどころの話じゃない。
セレナもステップワゴンもこの15年間同じ。
で、次どうするよ?って話。
グローバル向けで中型プラットフォームだと5ナンバー維持は不可能。
そして、デフレ日本専用車なので価格は上げられない。
やるならスモール系プラットフォームになるか。
トヨタならシエンタベース、ホンダならフリードベースか。
日産は??
ならばもう1世代キャリーオーバーするか、となりかねない。
ミニバンって各メーカー堅実に売る為にかなり保守的と言われたりするが、本質は保守的ではなく、消極的な姿勢なのだと思う。
そして、購入時に選択の自由を放棄する、消極的な姿勢であるユーザーと一致してるので、売れてるのだ。
ソコが日本の自動車販売の一番の問題だと思う。
商用車でもあるまいし、高額な耐久消費財又は趣味のアイテムになるクルマに対して、ナゼ選択の自由を放棄するのか。
どう見てもおかしい、危機的状況ですらあると思う。