日銀短観 リーマンショック直後に次ぐ過去2番目の大幅な悪化
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緊急事態宣言でこうなることはおおむね予想の範囲内だったと思います。この下落がどこまで続くのかというところですが、毎日5000本のニュースを解析し独自のAIにより統計発表値の動向を予測をしているゼノインデックスを見ると、この期間の数値が底で今後緩やかに回復するという予測になります。仮に第二派が深刻化すれば、それも日々のニュースから日次で反映される仕組みになっており、今後の景気動向を発表前でも最新の状況として確認することで日々の意思決定を支援します。
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注目のコメント
【景気📉】
概ね予想の範囲内。ビジネスパーソンは、細かいデータを直接見たほうがよいので、以下リンクの発表された元データを見ましょう。
■日銀短観
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2016/tka2006.pdfこんなご時世でも、業況判断指数が唯一改善した業種があります。
それは大企業小売業です。
小売業でも様々で、例えば百貨店などはメタメタでしたでしょうが、ドラッグストアや食品スーパーなどが感染対策や巣籠で恩恵を受けたようです。
ただ逆に言うと、前回調査の時は消費増税の駆け込み需要の反動等で大企業小売りの業況判断指数が押し下げられていた反動の側面もあるかもしれませんが。ほぼ予想通りの落ち込み方といえます。ただ、業種間でのバラツキが非常に大きかったことが特徴です。大企業の業況判断DIでみると、宿泊・飲食サービスが▲91、自動車が▲72という惨状。逆に、通信などは+8とプラス維持で、小売では3月に比べ改善しています。
設備投資も全体的に下方修正ですが、ソフトウエア投資と土地投資が上方修正されたことが目を引きます。リーマンショック時のように、総崩れ状態ではないようです。