[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は30日、新型コロナウイルス感染拡大により欧州で公的債務と企業の借り入れが膨れ上がると予想されるが、金利は長期にわたり低水準にとどまるため、債務増大による負担は限定されるとの考えを示した。

デギンドス副総裁はオンライン形式で実施されたフォーラムで「金利見通しは新型ウイルス感染拡大前と比べて一段と緩やかとなり、(増大する債務への対応で)支援要因となる」と述べた。

その上で、現時点では経済活動再開まで経済を支えることを政策の主眼に据える必要があるとの考えを示した。

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