[東京 29日 ロイター] - 29日の東京株式市場で、日経平均は後場に入って下げ幅を拡大した。一時500円超安。きょうの安値圏で推移している。市場からは「上海総合株価指数<.SSEC>や香港ハンセン指数<.HSI>の軟調推移をにらんで仕掛け的な売りが入っているかもしれない」(国内証券)との声が出ていた。

中国国営の新華社によると、中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員会が28日、中国政府が香港で統制を強める「香港国家安全維持法案」の審議を行った。法案は、常務委員会が終了する30日までに成立する可能性が高いとみられる。

*内容を更新しました。