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アディダス「海洋廃棄物から靴を作る」本気度

東洋経済オンライン
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    海洋プラスチックを回収し、ごみを除去した上で再生材を作るためには、高い技術力と費用が必要です。おそらく、本事業の利益率はそんなに高くはなく、どちらかというとアディダスの環境に対する取り組みの象徴としての位置づけや、宣伝的効果を狙っての事業という見方のほうが現実的な気がします。

    一方、海洋プラスチックの製品利用に限らずとも、アディダスの事業を通した環境への取り組みは、非常に多岐にわたっています。例えば100%リサイクル可能なシューズの開発、(海洋プラスチック由来でないものを含む)再生プラスチックの製品への積極的な利用、使用済み製品を回収した上でのリサイクル等に次々と着手しており非常に前向きです。
    アディダス製品を購入すること自体が環境に良い、という認識が生活者に浸透するまで、そう時間はかからないでしょう。あらゆる角度から環境にアプローチし、総合的に環境先進事業者であることをしっかりと認知させていることが、同社の優れている点であり、狙いなのだと思います。

    もう一点、アパレル業界における「HIGGインデックス」についてですが、これは素材による環境インパクト、生産方法による環境インパクト、化学物質の使用や工場の排水・エネルギー利用等による環境インパクトなどを把握する指標で、日本ではファーストリテイリング等も加盟しています。
    素材による環境インパクトはナイキが作成したインデックスが大元になっているなど、業界全体で指標を共有してより良くしていこうとい思想が含まれており、現実的で優れた取り組みだと思います。最近ではアディダスとオールバーズがカーボンフットプリントの測定手法と改善方法を共有するなど、事業者の中での協調的な領域を拡大する取り組みが加速しています。この点は、他業界も参照できる部分が多いと思います。https://newspicks.com/news/4943563?ref=user_1549708


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    毎日新聞 ニューヨーク支局専門記者

    アディダスが海洋ゴミ問題に取り組むNGOのParleyと組み、海洋ゴミを再生して作るシューズの共同開発を始めて5年がたちました。レアル・マドリードなどのビッグクラブも海洋ゴミを原材料とした同社のジャージを着用しています。
    環境意識の高い欧州の消費者や政治力のある環境NGOなどの後押しなしにこのようなプロジェクトを進めることはできなかったはずです。対談で語られているような取り組みはぜひ進めてもらいたいですが、結局カギは環境問題に対する消費者の意識なんですよね。。


  • 株式会社日本総合研究所 スペシャリスト

    「この研究開発には、主要な素材開発・製造・リサイクルのパートナーと共に取り組み、なんと10年近くの期間を費やしたと聞いています。」
    個人的な考えですが、10年以上前から「素材が手に入るうちに、資源が枯渇し、価格が高騰する遠い未来のことを考えた商品開発をしておく」という経営サイドの決断があったということではないかと思ったりします。
    ただ企業の商品開発はスケジュールを決めて進めますよね。なので、どこかの時点で商品として市場に出すタイミングを見極め、利益率はともかく、ファンの裾野を広げるという手に打って出た可能性もあるかなと思います。
    いずれにしても、環境問題が自社にとって「ビジネスとして対応することが当然なこと」という明確な意思が感じられます。こういう企業にとってはSDGsは「今さら何を言ってるの?」ということなのかもしれません。


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