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オリンパスのデジカメ売却について、デジカメ業界の歴史を振り返りながらの記事。個人的には下記引用部につきると思う。
日本の電機業界は、90年代に総合電機が半導体を中心に没落していった。そして00年代はテレビ(CRT→プラズマ・液晶を中心とした設備投資競争&液晶への判断遅れ)を中心に民生寄りが没落していった。
その期間、キヤノンなどいわゆる「精密」と呼ばれる業界は、コピー機(特にカラーコピー機)をキャッシュカウとし、PCの普及を背景にIJP・LBP、そしてカメラを成長ドライバーとして、日本の電機業界で唯一伸びていった。象徴的なのがキヤノントップの御手洗氏が経団連会長となったこと。
しかし、それは外部環境が成長していて、そこに日本の技術蓄積が上手くはまったという状態。一方で市場が厳しくなる中でも利益を確保できる状況ではなかったのが、ここ5年で特に顕著になっていると思う。一方で、そこに対しての再編は多少は進んでいるものの正直遅く、液晶などの二の舞になる可能性が高くなっていると感じる。
光学技術や、精密駆動技術は奥が深く、また汎用度が広い。各社、歴史も思いもあるとは思う一方で、一定の企業レベルでの集約・合理化、そしてそれに伴う過度な競争状態の是正は必要だと10年以上この業界を見てきている身としては思う。
個人的にはまずニコンがキーだと思っている。一番カメラへの依存度が高く、時価総額は4000億円まで下がっている。ブランドはあるなかで、どこかが再編を仕掛け始めると一気に変わる可能性。

『欧州のカメラディーラーからは「なぜ、日本はドイツ勢を駆逐してカメラ業界を寡占したのに、自分たちで値下げ競争を繰り広げているのだ」と疑問を投げかけられたという。』
週末、城山三郎先生の「官僚たちの夏」を読み返していたのですが、こう見ると、経産省の目利きも大したことがない様な気もします。

2010って、iPhone4ですから、既にデジカメは淘汰されつつあったときかと。デジカメと自動車では部品数が違います。

日本の会社はOSを作るのは苦手ですが、そのOSの上で走るアプリケーションを作るのはとても得意です。

特にiPhoneのカメラで言えば、手ブレなどを防止したり、広角や拡大で撮るための尺の調整を行う、アクチュエーターと言う部品があるのですが、これはアルプスアルパインがiPhoneのカメラのシェアの80%を持っています。

アルプスアルパインは、アルパインの車載オーディオがiPhoneの台頭で、ほとんど息していない状態なのですが、そのiPhoneの頭脳に入り込むことに成功した、稀有な日本企業です。まさに「深化」と「探索」が表裏一体の話です。

引用
「デジカメは自動車において存在した『擦り合わせ』要素に加え、ビジネスモデル上の強みによって、競争力を維持している」。10年6月に経済産業省がまとめた「産業構造ビジョン2010」には、デジタル家電で日本が韓国・台湾勢に敗れ続けるなか、残されたニッポン製造業の牙城として、デジカメは自動車と並び称賛されていた。
日本には多数の家電メーカーがあるけど、日本国内で突出したシェアのある製品は少なく、また、企業規模も横並びの感じがする。
これが、そのまま海外市場でも繰り広げられ、疲弊して自滅を繰り返す。

圧倒的なシェアと規模を持つ、1つの企業が存在した方が良いのでしょうか。
その結果の再編なんでしょうけど。
オリンパス株式会社(英語: Olympus Corporation)は、日本の光学機器・電子機器メーカーである。本社は東京都新宿区西新宿に所在。 ウィキペディア
時価総額
2.71 兆円

業績