「不倫で番組降板」がアメリカではありえない訳
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そうかと思えばイタリアでは恋人といちゃついていただけで解雇されるサッカー選手もいるわけで。SNS上で広がりやすい感情は怒りだと言われていますが、その総量は一定で、どこにそれが振り分けられるかと言うことのようにも思います。
それとこれにはびっくりしました。国が変われば制度も変わりますね。むしろ厳しそうなのに。
アメリカでは離婚において「有責」という概念がなく、どちらが悪かったかは関係がない。すなわち、慰謝料も存在しない。ハリウッドスターが離婚で多額のお金を払ったというニュースは時々出るが、それは慰謝料ではなく、財産分与だ。不倫をしたのは向こうなのに、稼ぎが多いがゆえに不倫されたほうが財産を払うはめになるということも、しょっちゅう起こる。他所様の家庭の不倫なんざどうでもいい。なんでみんなそんなに他人の不幸を蜜の味だと思うのだろう。CMなどでイメージを売っているならそりゃ損害賠償の対象になるだろうが、それすらも他人事。そんなことに気を使うより、自分の人生や家族に集中した方が幸せになれるよ。
"一方、海を越えたアメリカでは最近、人気司会者のジミー・ファロンが自身の番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』でアメリカ国民に向けて謝罪をした。彼は別に不倫をしたわけではない。
『サタデー・ナイト・ライブ』のレギュラーだった2000年に、クリス・ロックのモノマネをするため顔を黒く塗ったことについて謝ったのだ。20年前の出来事とあり、多くの人は覚えてもいなかったのだが、「Black Lives Matter運動」によって問題が再燃したのである。
《中略》
また、知人から「何も言わないほうがいい」とのアドバイスも受けたが、それではいけないと思ったとも明かしている。「黙っていることは、一番の罪です。僕のような白人の男は、何か言わなければなりません。それも、言い続けなければ。1回だけツイッターでつぶやくのではなくて」とも述べている。
その真摯な謝罪は、CNNの黒人キャスターであるドン・レモンからも評価された。ジェイミー・フォックスもインスタグラムで「君は謝らなくていい」と養護し、ファロンを批判する人に対し「怒るべき相手はもっとほかにいる」と指摘している。おかげで彼への非難は収まり、彼は番組を降板せずにすんだ。"