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私は、何かズバ抜けているわけでもなく、置かれた環境が飛び抜けているわけでもなく、よくいる人間です。
上には上がいっぱいいることを小さいときから認識していて、よくある形で就職し、たくさん怒られながらもがき、特別な業績をあげたというより、小さいことの積み重ねだったり目の前のことをこなしていただけですが、それを周囲の方が応援してくれて評価してくれました。
私は、起業できるようなセンスも力もなく、何人もいる社会人の1人。そんなものですが、そんなものでもチャンスはたくさん与えられ、気づいたら今があります。
「女性初◯◯」とか「最年少◯◯」など、どうしてもメディアで取り上げられやすいワードが常について回り、そのプレッシャーに耐えられなくなってしまった人や、逆に天狗になってしまった人を何人か知っていますが、大事なことはそれに振り回されるのではなく、ただただ愚直に粛々とやるべきことに向き合っていくだけなんだと、改めて感じました。

41歳の若さでマネックス証券の社長さんなんて、やっぱりどう考えてもすごすぎですね。

私こそ正真正銘の“平凡”な人間ですが、平凡だからこそもっともっと努力し続けなければと気合いが入りました。
「鬼軍曹」も貴重ですが(とくに何かとハラになる今日)、「お客様に随分と気に入られたな。経理の方が『今度の新人さんは10年に1度の逸材ですね』と言っていたぞ」という経験がとても清明さんの成長に大きかったのではないかと個人的には思います。そうした喜びを(評価があいまいになりがちな)内勤の人たちにどうしたら味わってもらえるか、今でも大きな課題と感じています。
マネックス証券社長の清明祐子さんの連載第3回です。
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2019年4月、マネックス証券の社長に清明祐子氏が就任した。
現会長の松本大氏がネット専業証券として創業してから20年。メディアでは「ネット証券初の女性社長」「41歳の若さ」という見出しが躍り注目を集めたが、本人に気負いはなく「自分はごく平凡な人間」だと語る。
カリスマ経営者から後任を託された清明氏とはどんな人物なのか。そのキャリアの軌跡を追いながら、「松本大のマネックス」から「みんなのマネックス」を掲げる経営哲学を聞いた。(全7回)

■第1回 マネックス松本大から後任を託された女性社長の素顔
■第2回 マネックス証券の守っていくこと、変えていくこと
■第3回 銀行で学んだ社会人として大切な「3つの基本」
■第4回 事業はエクセルの数字では動かせない
■第5回 弱小チームだからこそできること
■第6回 コインチェック買収の舞台裏
■第7回 新たに投資を始める方へのアドバイス
採用の時点から、当時の同行は体育会の感じが強く途中で面接を辞退させていただいた経験があります。。。結局合併して同じ銀行になったのですが 笑
僭越ですが、清明さんの梅田支店でのご経験、懐かしく読ませていただきました。本当に共感しかないです。大変ですよね〜😢
まずはやってみる。そして量をこなせば質がついてくる、というのはシンプルだが本質をついた言葉だと思う。

もう一つ、はっと思った一節。

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そんなとき、職場の飲み会の席で先輩に相談したところ、「まあ、部下の指導が上司の仕事だからさ」と言ってもらって、少しラクになりました。上司も好きこのんで叱っているわけではなくて、それが役割だから叱っているんだなと思えたんですね。
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今、こういう機会が極端になくなっている。
こうしたことはオンラインでは置き換えが難しい。
社会にとって大きなテーマだと思う。
三和銀行同期の仲間との写真が素敵です。
当たり前のようで、金融機関の方からはなかなか聞けないセリフがいい。
「給与は会社から出ているわけではなく、お客様からいただいているということ。お客様のことを一番に考えて、ニーズにしっかりと応えなければいけない」
世の中、天才もいる。だけど、そうではない多くの人のなかでの違いは、自分の性格・好きとあった方向を見つけて、努力・行動を続けられるかで徐々に広がると思っている。でも個人でそれを続けるのは、人間弱いからなかなかできない。
そういったときに厳しい上司がいたり、その上司の厳しさに心折れそうになりながらも感情として嫌いにならない。もちろん上司次第ではあろうが、清明さんの場合は、上司が顧客を向いていて、そこの正しさを信じられたから食らいつけたのではないかと思う。また一人だと心折れそうになるところに同僚がいて、違う観点の提供(「上司が叱るのは役割だから」)や息抜きをして持続できる。
個々人の性格・好きとあった方向を、本人・上司それぞれが見つける・言語化する・それに向かうことが最重要だと思う。意義を感じていなければ頑張るのは難しいが、意義を感じているから頑張りやすいし続けやすい。
社会人として大切な3つのこと、内容はともかくこういうことを教えてくれて、学生気分の延長ではいかんぞ、と言ってくれる上司や環境は誰かれあるもの。でも、そのときどれだけ刺さったか、がその後の成長やキャリアに大きな影響を与えているかもしれませんね。
顧客の視点でものを考えることが大事だ、というのは、当たり前のように思えるのですが、実はこれは非常に難しいことです。なぜかというと、仕事はルーティン化されていて、そのルーティンの中で、物事を判断する判断軸も身につけることになるからです。それが、この最後の方に出てくるエピソードの釣り銭を運ぶ仕事のエピソードであると思います。通常は、別に運べば良い、ということになり、挨拶も程々で問題ないわけです。
しかし、そこに顧客の視点という「変化」をつけると、その仕事の意味や価値が大きく変わってきます。このケースではそうではないですが、もう少し別な仕事であれば、仕事内容も変わることもあり得るでしょう。
そのように考えると、「普通の人」と自身を語る清明さんですが、普通の意味は、実は普通ではないのかも知れません。
そして、この「普通」の考え方で「みんなのマネックス」を創っていくとすると、マネックスの数年後は大きく変化しているのではないかと想像します。
この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。