【清明祐子】マネックス証券の守っていくこと、変えていくこと

2020/7/13
2019年4月、マネックス証券の社長に清明祐子氏が就任した。
現会長の松本大氏がネット専業証券として創業してから20年。メディアでは「ネット証券初の女性社長」「41歳の若さ」という見出しが躍り注目を集めたが、本人に気負いはなく「自分はごく平凡な人間」だと語る。
カリスマ経営者から後任を託された清明氏とはどんな人物なのか。そのキャリアの軌跡を追いながら、「松本大のマネックス」から「みんなのマネックス」を掲げる経営哲学を聞いた。(全7回)
アイデアを発信できる風土に
マネックス証券の社長に就任してからあらためて感じたのは、社員一人ひとりに松本が掲げてきた経営理念やビジョンがしっかりと根付いているなということでした。
それは、「一歩先の未来の金融を創造する」ことであり、個人投資家のお客様の資産形成、お金との新しい付き合い方を身近にして、より豊かな人生を送っていただくということです。
松本大氏(写真:小島マサヒロ)
そのために私たちができること、お客様から望まれていることを、社員一人ひとりが常に考えている。このことは、マネックス証券の強みの一つだと感じています。
また、確固たる理念やビジョンがありながらも、それを実現するための手段は柔軟に、多様性をもって考えていく。松本はよく「ベンチャースピリット」と言っていますが、変わらないものと変わっていける強さを併せ持っている。
こうしたマネックス証券のカルチャーは、これからも大切に守っていきたいと思っています。
一方で、もったいないなと歯がゆく感じたこともありました。