[シンガポール 26日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング<BABA.N>傘下の電子商取引企業ラザダは26日、最高経営責任者(CEO)交代を発表した。

共同創業者のピエール・ポイニャント氏に代わり、元アリババ幹部で現在インドネシア法人のトップを務めるChun Li氏がCEOに就任する。ポイニャント氏はアリババグループの会長兼CEO、ダニエル・チャン氏の特別補佐に就く。

ラザダは急速に成長する東南アジアの電子商取引市場で、シンガポールのシー<SE.N>などとの競合に苦戦している。ラザダによると、新CEOはデータテクノロジーの適用や現地語化を通じて競争優位性を高めていく方針という。