米アマゾン、自動運転ズークス買収で合意 10億ドル超か
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Amazonが自動車分野への投資を強化していますね。いかに早く安全にモノを届けるかという点に置いて、ドローンであったり自動運転であったりと、この分野への投資は必然です。
トヨタもうかうかしていられないですね。米国の超巨大企業が津波のように業界に押し寄せています。
注目のコメント
前回のラウンドのバリュエーションが $3.1Bなので、救済的な意味合いが強そうですが。色々と想像を掻き立てますね。
- 2014年設立。本社 San Francisco。
- これまでに$955M調達。前回ラウンドのバリュエーションは、$3.2B
- 社員1,000人
- San FranciscoとLas Vegasでテストをしていたが、ロックダウンの影響をもろに受けて、ドライバーなどを全て解雇している。
- Teslaから入社した社員が機密情報を持ち込んだということで訴訟となっている。
- Amazonが何に活用するかはまだわかっていません。ただ、自動運転による配送もしくは、技術の一部を倉庫内などで活用するのではと言われています。
- Twitchなどと同様に、独立した会社のままで運営されるとみられています。
- Amazonは、自動運転技術のAurora Innovation ( https://aurora.tech/ )、電気自動車の Rivian ( https://rivian.com/ )などにも出資をしています。
まだなんとも言えませんが、COVIDの影響をもろに受けた自動運転スタートアップを、Amazonが大規模なAcqui Hire的に救済したというディールのように見えます。詳細は続報を待ちましょう。
ただ将来的には、Rivian x Zooxみたいなことが起きて、イーロンマスクが考えているような「全テスラのロボタクシー化」(自動運転化されたテスラには、「シェアボタン」をつけると言われている)をRivianも推し進めて、「Rivianは週末はレジャーに使われて、使わない日はAmazonの荷物をせっせと自動で運ぶ」なんてことはリアルに起きそうです。2025年くらいでしょうか。宮田さんの予想に賛成。(1)コロナ前から、独立系自動運転ベンチャーの破綻が相次いでいた(2)コロナ中、今こそ自動宅配ロボの出番!と自治体がロボ導入するパイロットが各地で相次ぎ、かえって「思ってた以上にこりゃ使えないわ」とみんなにバレてしまった、という状況があります。
アマゾンは自前の配送フリートを強化中ですが、自動化については配送センター内でのロボット活用(2012年に買収したKiva→アマゾン・ロボティクス)を全力で推進中。ここに、zooxをacquihireしたという感じかもしれません。
長い時間軸ならありだがベンチャーの時間軸では無理。自前主義の自動運転ベンチャーとして最後の砦が崩れて、自動運転開発は、既存自動車会社やWaymoのように、20年ぐらいおカネと時間をかけられる企業でないとできないという流れのようです。コロナによるDX加速で最も恩恵を受けるパブリッククラウドの雄アマゾン。倉庫や店舗にとどまらず物流の無人化も急ピッチで進めてきそう。アマゾンにとって1,000億円は営業CFの1週間分にすぎないから、リスク殆どない投資額 #アマゾン #自動運転 #米株