タピオカ特需だったストロー、いまや耳鼻科と運送業で脚光
産経ニュース
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プラスチックの特性は、安くて軽くて目的や用途にあわせ製造がしやすいこと。このお陰で非常に短いライフサイクルで使い捨てにされたり環境中へ流出したりすることが問題となっているわけですが、医療現場の衛生面にプラスチックの優れた特性が活用できるのであれば、そこは活用すればよいと思います。医療現場から廃棄されるものであれば、環境への流出なく安全に処理されますし。
一方で、不必要で代替可能なプラスチックのビジネスは世界的にシュリンク傾向でしょうから、本記事のように機能的に必要とされているところへのマッチングを図るか、多くのプラスチック製品メーカーと同じく環境配慮素材への転換を図るか、プラスチックビジネス自体を見直すといった対応が必要になってくると思います。このような本来の用途と別の使い方をすることは、企業の新しい市場の発見につながると思う。耳鼻科の噴霧器やアルコール検知の粘膜防止に使われることから、感染予防のためのアイテムとして多角化することができる。そういった新たな使用場面を消費者から吸い上げ、新たな事業につなげてほしい。
特にメーカー企業は、革新的なアイデアによって製品を急速な時代の変化に適応させ、売上を低迷させないことが存続の鍵となると思う。営業の力ってすごいですね↓
「今年3月までの売り上げはゼロだった。ところが、新型コロナ禍で院内感染の懸念が深刻になったことから、医療機器メーカーが医師らに再度聞き取りや売り込みをしたところ、注文が殺到。4、5月の医療器具カバーストローは2万本を出荷した」