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テクノロジーの話題に関するNewsPicksオリジナルのインタビューやレポート
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消費者向け総合家電・メディア企業。テレビ・デジタルカメラ・スマートフォン・ゲーム機(プレイステーション)などデジタル家電、映画・テレビ番組・音楽などコンテンツ、世界トップシェアのイメージセンサーなどを手掛ける。事業ポートフォリオ再編を進め、2020年8月には上場子会社で生命保険などを手掛けるソニーフィナンシャルHDを完全子会社化。
時価総額
16.7 兆円
業績
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センサー屋に徹し、センサー上のAIモデルは他社に任せるオープン戦略。AIモデルも自社開発して標準装備し、アプライアンス製品にするクローズド戦略。当面は、両方で進めそう。
脳科学的には、センサーの「網膜」に知能を埋め込むことに相当し、面白い。
先日、錯覚が起きているのは脳ではなく、目の網膜だと判明し、高度な脳機能だと思われていた多くの現象は単純な神経回路の働きであることが解明されつつある。
https://nazology.net/archives/63082
サッカーでも、不動産でも、「いいポジション」=場所・立地には価値があります。
同様に、センサーの位置も競争力に関わります。例えば、照明やエアコンは、人や物の流れが分かるところに設置されているうえ、電気も通っている、だから、照明やエアコンにセンサーを設置すれば、リアルデータの取得で優位に立てるという考えが生まれました。
翻ってAI。GAFAはじめ、誰しもが手に入るわけではない、虎の子のリアルデータをAI処理できる場所を競う「陣取り合戦」も、今後の競争力を左右するかもしれません。
今回の取材で聞けたのは、あくまでもリカードの比較優位よろしく、クラウド処理、(CPUやGPUなど)とエッジ処理、ソニーが開発したイメージセンサー兼AI処理という「エッジ of エッジ」の澄みわけです。
これ以降は妄想ですが、ソニーはセンサーという、データが最初に入る、つまり一等地の立場を活かし、リアルデータのプラットフォームを築くための第一弾なのではという仮説です。
例えば、ソニーのイメージセンサー側のデータ処理で属性情報などに変換することで、生々しいリアルデータは、クラウド側のプラットフォーマーはもちろん、CPUメーカーも手に入らなくなります。
実際にはここまでのせめぎあいはないかもしれませんが、センサーというデータのサプライチェーンの上流にいるソニー。データ取得にまつわる競争で、優位性を保てそうです。
5月に発表したマイクロソフトとの協業の意図や、新しく発表した「知能を持ったセンサー」について詳しく聞きました。
先日,Appleの翻訳がローカルでできるようになる,というような記事もありましたが,同じ流れですよね.画像情報は特に容量を喰うので,このソニーのセンサのように,ローカルで出来る範囲のことをやってくれるというのは,今後重要になっていくのだと思います.
例えばVtuberなんかも,今はモーキャプした後にレンダリングまでして動画にしてからYoutubeで配信,という形かなと思いますが,この考えでいけば,モーキャプの骨格情報だけを送信して,受け取る側で適宜レンダリング,という形になるかもなぁと.音声も,合成用のパラメータだけ配布しておいて,あとは文字情報ベースで配信して,ローカルで合成して再生とか.
MSのAzureとの協業含めて、AI処理の中でも認識系はエッジで、認識を基に最適化するための大量のデータ処理はクラウドでというような感じなのだと思う。
そして記事に小売が出ているが、個人的には一番熱くなると思っているのがリアルタイム性がより重要な製造業とか自動車回り。
『センサーというモノ売りから、センシングというコト売り』という言葉はなるほど。
https://newspicks.com/news/4904056
センシングした情報を連繋するAIシステム・サーバーに、一旦送り、AIが分析・判断した情報をセンシングした現場に返す場合、どうしても時間がかかります。
センシングデータ量が少ない内は、まだいいですが、今後IoTが更に進み、データ量が爆発的に増えた場合は実運用が難しくなるでしょう。
多数・大量のデータをさばくために、5Gをはじめとする通信系のテクノロジーもドンドンと進化していますが、こういう技術が進み、一般化すれば、自動運転車の推進にも加速がつくのではと思います。
※以前、コンタクトレンズに情報を映すクラファンの記事を何処かで読みましたが、今回のソリューションも含めて、ここまで来ると、その内に、試験制度そのものを変える必要が出てくるかもしれない、というのは考え過ぎでしょうか。試験しながらレンズに答えが出る的時代について。
おすすめ度:★★★☆☆
キーワード:プロダクト・アウト
セグウェイが一番有名な事例ですが、開発者や技術者が「せっかくいいものがあるので、それを使って、こんなのを作れば売れるだろう」と考えるのが、プロダクト・アウトです。
そして、それは、ごく希な例外を除いて、ほとんどの場合は当たりません。申し訳ありませんが、この記事の内容も、その典型のように読めてしまいました。
関係者の方々にはネガティブなコメントで申し訳ありません。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
イメージセンサーの世界シェアのグラフを見るとSonyは優位性を維持している。一方でクラウドはAmazon/MS + Googleの三つ巴になってきている事を考えると上手に交渉すればSonyは市場を支配できるかもしれない。
ところで、「中国・アメリカの両取り」とは言ってないと思うのだが…
5G技術も結局は半導体と無線のアナログ技術。これらをベースでにして、AIやクラウドにつなげてるから強みができてきます。
製造業の日本回帰、製造業で強みを活かし、AIとクラウドと連携していくのが日本の戦略かもしれません。