【ソニー】センサーに「知能」を加えたら、何が出来るか

2020/6/26
スマートフォン用カメラなどに使われるイメージセンサーで世界一のシェアを誇るソニー。
ソニーの半導体事業は右肩上がりで成長を続けており、2019年度の売り上げは1兆円を超えた。営業利益ベースでは全体の28%を占める稼ぎ頭だ。
そんなソニーが次なる成長を目指して取り組んでいるのが、単なる「モノ売り」からの脱却だ。
今年5月には、その大きな一歩として米マイクロソフトとの協業を発表した。ソニーのセンサーとマイクロソフトのクラウドを組み合わせて、新たなサービスを展開していくというものだ。
ハードウェア、特にスマホの販売に大きく依存する現在のモデルから、どのように脱皮していくのか。
ソリューション開発の事業部を率いる染宮秀樹氏に、これからのソニー半導体の勝ち筋について聞いた。