[25日 ロイター] - 米電気自動車(EV)メーカー、テスラ<TSLA.O>が米カリフォルニア州フレモントに電池の研究・生産施設を建設する計画であることが、同市当局の資料で明らかになった。24時間操業を予定しているという。

「ロードランナー」と銘打った同計画は、EVの構成部品で最も高価な電池を自社生産する取り組みの一環とみられる。

テスラはフレモントで現在、「小規模」な電池生産事業を行っているとしており、本格的な施設の建設に向け市当局の認可を申請した。生産用機器の設置を含め、工期は約3カ月と見込む。

新たな施設に配置する人員は470人で、そのうち400人が「シフトを組み、毎日、1日のどの時点でも100人が生産に従事する」体制を取るとした。

テスラはロイターのコメントの求めに現時点で応じていない。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は21日、テスラの電池生産システムを見学者に案内する「バッテリー・デー」の開催日程を暫定的に9月15日とする方針を示していたた。