【マネーカレンダー】統計、選挙、スポーツ。7月ニュース予報

2020/6/27
2020年も前半が終わり、いよいよ後半が始まる。
翌月に予定されている経済イベントを展望する月間連載企画「マネーカレンダー」は今回、7月を取り上げる。
7月に日本とグローバルで起きる約60の重要ニュースを、カレンダー形式の図解とともにチェックしていこう。

コロナからの回復占う「統計」

7月に注目されるトピックの一つは、6月に続いて、新型コロナウイルスによって打撃を受けた経済が、どの程度回復に向かっているかだろう。
まず7月1日7月2日アメリカの雇用統計が発表される。
最初は、民間部門の雇用者数を示す「ADP雇用統計」の6月分のデータだ。
4月のADP雇用統計は前月からマイナス1955万人で過去最大の落ち込みだったものの、5月はマイナス276万人と、大きく回復した。
6月の市場予想は「プラス245万人」(SMBC日興証券調べ)となっており、この数値を上回るか、下回るかが目安となる。