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一流上司は部下の発言にある「でも」の回数を数えている - 助言は「客観的」である必要がある

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注目のコメント

  • 水谷 康治

    「自分のことは自分では見えない」

    主観を交えずに「事実をありのまま伝える」客観的なフィードバックを行う。
    「今日のセッションで、『でも……』という表現が10回ありましたね」
    「今回はじめて『自分にもできる!』と発言しましたね」
    「今日は最初から最後までずっと腕組みをしていましたね」
    「先ほどからずっと視線が下を向いていますね」
    これにより、相手は自分を客観的に振り返ることができる。

    ラポールを崩さないように最初に「私が今感じたことをそのままお伝えしてもいいですか?」と相手の許可を取ったうえで、主観的なフォードバックを行う。
    「私は、あなたがまだ何かに怯えているように感じます」
    「私は、あなたはこの仕事にまだ未練があるのでは、と感じました」
    「私は、あなたが自分の才能を恐れているのかも、と感じました」
    私を主語にして、あなたを主語にせず、「……のように」「……では?」「……かも?」のような断定的でない表現を使い、あくまで個人的に感じたことをそのまま伝える。
    主観的フィードバックは、私の感じたことが「正しい」「合っている」かが重要なのではなく、主観的なフィードバックを受けて、「自分が何を感じ、何に気づいたか」を振り返ることがより重要である。


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