コロナ後の建設革新をマッキンゼーが予測!ゼネコンはもう、もうからない?
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注目のコメント
McKさんによる世界の建設業の動向についてのレポート。
全体的にモジュール化・プレハブ化が進むことと、各社は顧客理解を追求できる領域に絞られていくだろうとのまとめであり、賛同します。
好きなプロジェクトの竹中さんのパナソニックスタジアムもコスト削減の肝はプレハブ化。(①)
建物も、どこを効率化してどこで価値を発揮していくかのメリハリが大事になりそうです。
出典はこちら : https://www.mckinsey.com/~/media/McKinsey/Industries/Capital%20Projects%20and%20Infrastructure/Our%20Insights/The%20next%20normal%20in%20construction/mck_the-next-normal-in-construction.ashx
① : https://xtech.nikkei.com/dm/atcl/column/15/110300017/071500045/記事のとおり、建材のモジュール化で建築生産プロセスにおける生産性は劇的に向上します。施工費の削減に繋がり、バリューチェーン上の建築施工部分の厚みは相対的には低下するものと思われます。
しかし、レポートを詳しく読めていませんが、モジュール化によってコモディティとして大量生産された建材に付加価値が集中するかは疑問です。
ゼネコンは設計施工一体の受注など上流工程への移行にも対応できると思われます。建設業界では、3次元モデリング上でデータベースを構築し設計から施工、維持管理まで一貫活用するBIM(Building Information Modeling)に注力しています。
つまり、バリューの源泉はデータにあり、そのデータを組成し活用してフィジカルでマネタイズできるゼネコンは、やはりメインプレイヤーとなるように感じます。