新着Pick
95Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
死後アーティストがAIとして復活することが当たり前になると、アーティストの評価が死後の作品によって左右されることもでてくるのでしょうか。

この筆者は生前の曲や歌の背景に思い入れがあるようですが、世代がかわるとその辺りの認識も当然変わってくるはず。プラスに働けば良いのですが、2020年を生きてる私にはまだちょっと怖いですね。
AI美空ひばりは人としての人生を生きていないから「あれから」は薄くて入ってこないよ(意訳)、とのことだ。美空ひばりさんが生きていた時代のことを知らない私にとっては「あれから」も「川の流れのように」も同じように良かった。
AI美空ひばりがしばらく人のように生きて、恋愛したり、本を書いてみたり、病を乗り越えたり、とかした上で歌ったら筆者はまた深みを感じるだろうか。AIが人らしく生きていく上でのこれはヒントかもしれない。
私自身、AIがこのような分野に用いられることに対する確固たる意見を持ち得ていません。

AIが作り出したレンブラントの「新作」は概ね好感をもって迎え入れられ、また、大きな議論は呼びませんでした。これは絵画だからでしょうか。亡くなって何年も経つ人だからでしょうか。自分の人生と重ならない人だからでしょうか。美空ひばりさんが日本人にとってあまりにも偉大すぎたのでしょうか。

機械学習したAIがレンブラントの"新作"を出力。絵具の隆起も3D再現した「The Next Rembrandt」公開
https://newspicks.com/news/1487230


また、ドラえもんやクレヨンしんちゃんなど、原作者が亡くなったあとでもプロダクション制作の新作が出てきています。これは本人が作ったわけでもOKを出したわけでもないので、本物のドラえもんやしんちゃんではないと言えるでしょうか?
つまるところコンテキストが総動員されて作品の作品らしさが生み出されているということだと思うのですが、ここのAI美空ひばりは美空ひばりさんや作品のコンテキストの1つとして加わったかたちになっているかと思います。レイヤーが違う。
つまりそもそも非AIとAIを比較すること自体がコンテキスト化している。
そういう意味で、クリエイティブ領域的にはポジティブなことも多いのではないかと思いました。
個人的に、美空ひばりさんの最大の強みは意外性にあると思うんです。
「柔」のようなコテコテ演歌を出したかと思えば、「真っ赤な太陽」のように突如全くスタイルの違う歌を完璧に歌ってくる。
「愛燦燦」も突然のニューミュージック路線でした。
最後にして最大のヒット「川の流れのように」など、作詞に当時まだ中堅だった秋元康氏を起用し、実は大抜擢の変化球だったのです。

このように、美空ひばりさんは常に「外挿の人」だと思うんです。
それを、過去の美空ひばりさんを集大成させた内挿であるAI美空ひばりでは、何か違うな〜、何か足りないな〜と感じるのは、当然の結果だと思います。

外挿がうまくできるAI美空ひばりができれば完璧なんでしょうけど、外挿はAIにとって鬼門ですね。
ましてや歌唱スタイルや選曲の外挿など、ランダムなパラメータ(例えば、社会情勢、音楽トレンド、プライベートライフとか)が多すぎ、実現できる気がしません。
音楽をどのように解釈するか?どのように楽しむか?は聞き手ひとりひとりの自由、と思ってます。

あれから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89
死んだ人を利用するとは、と思っていました。
死は生命にとって最大の発明だと思っています。
儚さ
分野:AIへの期待
おすすめ度:★★☆☆☆
キーワード:結局、こういう方には何も効かない

個人的な価値観なので、どのように思われても良いのですが、私は、少し違う感覚でした。

過去の思い出を、どんどん美化してしまうように、新しいものの良さを理解しようとせず、「やはり、これではない」という姿勢は、前に進むことを阻害してしまうのではないかと思います。

AIは、完璧なものではありませんし、もしかしたら、この用途に活用するものではないかもしれません。

そうだとしたら「これにはイマイチ」という方向ではなく「たとえば、こんな使い方であればよいのでは?」という方向で考えるとすばらしいですね。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません