【とくし丸】徳島発・移動スーパー全国普及の理由は「損にならない」提携
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とくし丸、素敵な事業ですよね。Oisixさんが買収した時はびっくりしましたが、買い物難民を救う非常に社会的意義が高い事業と思います。個人事業主なので仕入れや販売の巧拙が完全に個人の能力次第で、うまい人はお客さんの顔や好み、過去買ったものなどを覚えて、しっかりと仕入れを起こせますし、信頼されればどんどんお勧めも出来る一方で、苦手な人はいつまでたってもダメそう。コンビニのスーパーバイザーのように本部側にどの程度支援する機能を作るかの見極めが難しいところでしょうね
配送スーパー事業は、買い物難民向けの移動スーパー(とくし丸)と有職主婦等を対象としたネットスーパーの2種類に大別される。
とくし丸は、リアルな棚を見て買い物ができる体験を提供(高齢者には相性が良い)。デメリットは400 SKU程度しか載せられないこと(スーパー店舗は20,000 SKUが販売されている)。
ネットスーパーはSKU数は20,000を超えられるが、その分オンラインでの注文体験を乗り越えなくてはいけない。オンラインでのオーダーに慣れている若年層がターゲットになる。
ちなみにとくし丸の10円ルールは、スーパーで販売している商品の平均単価が200円程度なので、実質5%のマークアップ。ネットスーパーは商品単価にはマークアップせずに配送料として別途フィーを取っているケースが主流(平均5,000円の注文単価に200-300円程度載せているイメージ)。価格に見せ方の問題だが、店頭価格へのマークアップのレベルは実質同じくらい。(ちなみに海の向こうの北米買い物代行Instacartは10%以上のマージンを商品単価に乗せている)最近のNPのモビリティの特集の1つ、
移動販売の回を見ていたとき、ずっとこの
“とくし丸”のことが頭の片隅にあった。
喜んでもらえる事と大きく儲ける事は
必ずしも一致しないものだけど、
このような取り組みは心から尊敬するし、
難易度の高い課題に対して繊細な調整が
あってこそで、成立させている事に
仕事とは何か?の学びが詰まっているなと。
オイシックスさんの買収からは資本主義の
競争とも異なる価値主義的なものを感じた。