アップル、米国で一部店舗を再閉鎖－新型コロナ感染例の急増受け

（ブルームバーグ）：アップルは米国で一部の店舗を再び閉鎖する。新型コロナウイルス感染例が急増している地域がある状況に対応する。

閉鎖されるのはフロリダとアリゾナ、ノースカロライナ、サウスカロライナ４州の計11店舗。

アップルの広報担当は声明で、一部地域における新型コロナ感染の状況を踏まえ、店舗を一時閉鎖すると説明。「われわれは状況を注視しつつ、十分な警戒感を持ってこの措置を講じる。当社チームと顧客が一日も早く店舗に戻れることを心待ちにしている」とした。

原題：Apple to Close Some U.S. Stores Again as Covid-19 Cases Spike（抜粋）

注目のコメント

林田修一
世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表
・2020年06月20日
経済活動再開と共に感染者が増えています。現在の株価は心理的な要因により動いているので、たとえ限定的であってもアップル店舗閉鎖というイベントも心理面から株価に悪影響を与えると思います。
ブラジルの様にまだ第一波が終わっていない地域もあるので、世界各国の空港などでそこから第二波がくるリスクに備えて欲しいです。
Kato Jun
ユーザベース SPEEDAアナリスト
・2020年06月20日
カリフォルニアやテキサス、フロリダなどではピークを更新している（下記が州ごとにいつピークなのかが分かりやすい）。人口が多い州で広がりだすと止まらないのがNY・NJといった初期の拡大州から今まで共通すること。
各社の対応やその早さが注目されるところ。
https://newspicks.com/news/5002439
Arai Kaoru
公認会計士 Fintechコンサルタント
・2020年06月20日
アメリカ企業であってもグローバル展開企業は、世界中のコロナ感染者の状況、経済再開のやり方などについて情報を集めています。特に小売店は、客のbehavior を国別に分析しています。Appleも当然そうで、その結果が一部再度閉鎖ということだと思います。

西海岸、東海岸、シカゴなどの一部の大都市を除けば、アメリカ人は、驚くほど海外の事情を知りません。
トランプ大統領が、目をつぶればコロナは存在しないと言っているのを信じる人が普通にいるのです。

これがアメリカの現実なのでしょう。