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半ば神格化するような盲目的な信者が多いのも似ています。おおよそあらゆる人間と同じように、当たり前てすが、マスクがすること全てが正義ではなく、また霞ヶ関の役人がすること全てが悪でもありません。物事の評価は、それを誰がしたかではなく、何をしたかで判断されるべきですね。
【米、9年ぶり有人宇宙飛行成功 初の民間船、基地に到着】
https://newspicks.com/news/4950992
本記事の後編はこちらです。
【天才イーロン・マスク「スペースXの偉業」と「コロナ懐疑論」を語る】
https://newspicks.com/news/5004526
起業から7年後の2008年の状況は芳しくなかった。スペースXの最初の3つのロケットは爆発か、軌道投入に失敗するかのどちらかだった。さらにマスクがCEOを務めるEV(電気自動車)製造企業のテスラは第1号車の市場投入に向けて苦しんだあげく、破産寸前に追い込まれていた。
マスクは、自身の会社を両方とも存続させるべく、ペイパルの自分の取り分をすべてつぎ込んだ。この財政ピンチの背景には金融市場の崩壊や既存の自動車製造企業の破綻があり、さらにマスクは5人の男の子の母親との離婚協議というプライベート面の問題も抱えていた。
彼は懇願したのではなく、危機の渦中でも、リスクを取り続けたということが成功要因です。
勿論、運もあるでしょうし、それが大きいことも事実でしょう。
でも、ここで諦めていたら、それでおしまいですよね。
成功するためには、このくらいのリスクを取らないといけないという事例だと思います。
(以下、記事中から引用)
破産の危機を救った懇願
だが、それから7年後の2008年の状況は芳しくなかった。スペースXの最初の3つのロケットは爆発か、軌道投入に失敗するかのどちらかだった。さらにマスクがCEOを務めるEV(電気自動車)製造企業のテスラは第1号車の市場投入に向けて苦しんだあげく、破産寸前に追い込まれていた。
マスクは、自身の会社を両方とも存続させるべく、ペイパルの自分の取り分をすべてつぎ込んだ。この財政ピンチの背景には金融市場の崩壊や既存の自動車製造企業の破綻があり、さらにマスクは5人の男の子の母親との離婚協議というプライベート面の問題も抱えていた。
この窮地から抜け出す唯一の方法を探ったマスクは、ポートフォリオの崩壊をただ眺めていた投資家に向かってこう訴えた。
「テスラにもう一度チャンスを与えてほしい。スペースXの工場にはまだ最後のロケットが残っている。皆さんはこのロケットの打ち上げが成功するとは思っていないかもしれないが、投資が受けられればNASAは信じてくれるだろう(NASAは2006年からスペースXの事業に出資していた)」
両社を生かす道はもうこれしか残っていなかった。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません