発展途上の東南アジアSaaS、日本勢の活路は「バーティカル」にあり
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人件費が安いためSaaSのサブスク課金がしにくく、無料提供+トランザクション課金というのはなるほど〜と思いました。
バーティカルSaaSはホリゾンタルに比べて日本だけだと必ずしも市場規模が十分に大きくないので、海外展開して市場を広げられると良いですよね。アジアはマーケティングよりも事業開発がキモと思いますので、ジェネシアさんの様なローカルを理解した支援者と共に攻めると良いですね。日本発SaaS企業のグローバル化の一つの展開の仕方と思いました。こちらの記事では弊社から同僚の鈴木と相良が、ビジネスモデルとしてグローバルに確立されつつあるSaaSを鏡として、成長ポテンシャルの大きな東南アジアにおいて今後どのようなビジネスモデルが勃興していくかについて、お話をさせて頂きました。
人件費の安い東南アジアにおいては、『純粋な「月額課金×クラウド」の形態というより、クラウド上で業務効率化の機能を提供しながら、発生する単発の取引に対して手数料を取る』ことで、付加価値の提供に対する対価を得るビジネスモデルが、B向けのITサービス立ち上げに当たっては一つの解になると考えていますが、これは他の新興国においても参考になるものと思います。
東南アジアは日系企業がプレゼンスを保持している世界的にも残り少ない地域になっていますが、ジェネシア・ベンチャーズは独立系のシードVCとして、先人たちがアセットを築いてきたこの東南アジアというマーケットにおいて次代の産業を創造していくことにチャレンジして参ります!グラブやゴジェック等、既に100億ドル以上の評価額のスタートアップも輩出している東南アジアですが、ユニコーンの多くはtoCサービス。
一方toBのSaaSはどうなっているかというと、人件費や商慣習の違いなどから純粋な「月額課金+クラウド」のSaaSとは異なる形で発展を見せています。
日本の製造業などの強みを活かせる領域では、日本のSaaSスタートアップが進出する可能性を感じますね。