コロナ不況で「富裕層」はもっとリッチに、「庶民」はさらに厳しく
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うちのお客様の殆ども他の支出が減った分、投資ペースが加速している。DX加速でナスダックは最高値だし、国内もテック銘柄急反発していて資産自体も拡大しているしで、新型コロナは格差をさらに大きく拡大するイベントとなってしまいそう
是非はさておき、資本主義なので至極当然の話です。
従業員は会社の価値を高めるため日々働いています。綺麗事抜きにして、従業員の仕事による株価上昇の恩恵を受けるのは専ら株主です。
株を保有する富裕層が一層豊かになるのは当然ですよね。庶民は株式投資をする余裕もないので争う術がありません。
そんな庶民の頼みの綱である政府は当然有権者の意向を最重要視します。投票者の多くは富裕層に限りませんが、学のある人たちです。
そうして政治や経済に関心を持たないのに、一丁前に他責思考だけ強くなる。
この国の富裕層は安泰ですね。近世以前の農耕社会では、疫病は平等化の効果がありました。それは、労働者が死ぬことで労働力が減り、実質賃金が上がり、需要が減って物価が下がることで、変えるものが格段に増えたからです。
15世記のペストの頃、ヨーロッパ諸国の賃金や物価の変化などから、ジニ係数やエンゲル係数に大きな変化があったことがわかっています。ただし、変化は一時的で、またすぐに戻ってしまいますが、、、。
残念?ながら、現代においては疫病にそうした効果は