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【ランキング公開】コロナ後、人気のエリアは「こう変わる」
2020/6/22
コロナで浮上した住宅ニーズ
「不動産業界には『夏枯れ』という言葉があるように、例年は夏に家探しをする人は少ない。しかし今年の夏は、活発に動くのではないか」
こう語るのは、住宅分野の大手ポータルサイト「SUUMO」の池本洋一編集長。不動産業界に例年にない動きをもたらしている原因は、言うまでなく「新型コロナ」だ。
4月7日に発令された緊急事態宣言を受け、首都圏のほとんどのビジネスパーソンが在宅ワークの日々を経験した。「通勤の手間が省けた」というメリットを享受できた人もいた一方で、「自宅にオンライン会議をするための個室がない」といった声も聞こえてきた。
子育てと在宅勤務の両立に苦慮する声も多く聞こえた(写真:iStock/kohei_hara)
また、「密な空間を避けるために、人が少ないところに行きたい」「家で過ごす時間が増えたので、快適な空間に住みたい」といったニーズも強まっている。
結果として、現在の住居とコロナ後に新たに浮上したニーズの解離が起き、在宅での仕事を前提にする場合、賃貸在住者の30%、持ち家在住者の20%が住み替えを検討したい、とのアンケート結果もある。
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Editor's Choice
この連載について
コロナは「家探し」に大きな影響を与えている。全国的にテレワークが普及し、仕事場がオフィスから自宅中心に移行。従来の「賃貸vs持ち家」という論点に加え、「便利な都心に住むか、それとも広い郊外・地方に移住するか」という新たな論点が加わり、迷っている人が急増中だ。いま、どのような観点で住まいを選べばいいのか。データや有識者への取材から、2020年後半の不動産市場を予測し、「新しい移住」を考える。
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