劇団四季 クラウドファンディング開始「かつてない経営危機に直面」年間公演の3分の1が中止に
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劇団四季のクラウドファンディング が始まりました。
あっと言う間に3500万円を突破しました。
https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien
私が発起人の1人でもあり、日本のクラウドファンディング史上最高額となる3.3億円を集めたミニシアターエイド基金のクラウドファンディング に次ぐ勢いです。
MOTION GALLERY では、国内でいちはやく2月から我々MOTION GALLERYの手数料を0にする支援プログラムを開始し、それ以降、ミニシアターエイド基金、ブックストアエイド基金、小劇場エイド基金、山小屋エイド基金と、様々な文化の場所を守るためのクラウドファンディング を主体となって行なってきました。どの基金も、数千万円〜億円単位での応援をいただき、大きな話題となりました。
これからは、劇団四季をはじめ、場所ではなく、その守られた場所で活動するクリエーターや劇団、表現者をクラウドファンディング でエイドする取り組みに広げていきたいと考えてます。
MOTION GALLERY だから出来る事、に愚直に取り組んでいきます。
注目のコメント
専用劇場を持ち、劇団員にきちんと「給与」を支払うという、業界では特異なビジネスモデルを確立してきた劇団四季。だからこそ固定費が重い構造でしょうし、全ての公演が中止になるとどうしようもないですね。我が家も一年前に予約したアラジンが中止になりがっかりしているところ。スポーツやライブと違って観劇中は観客はしゃべらない訳だし、ライブ中継もあわせて少しでも収入をたてられるやり方を模索してほしいです
クラウドファンディングは、2011年の東日本大震災の復興に際して幅広く導入され、その効果が確認された結果、様々な地方創生の取り組みに活用されてきた。地震や台風などの自然災害からの人々が立ち上がろうとする際に必要な「志ある」資金を提供する新しい資金循環のチャネルとして認知を得て、存在感を持ち始めたという印象を持っている。
今回のコロナ禍で、その存在感は明らかに増している。
今回のクラウドファンディング案件でも、既に目標の1億円の半分以上の資金が1日で集まっている。
間接金融が提供する「融資」や資本市場が提供する「投資」を補完する第3の資金仲介チャネルとして、皮肉なことだが、今回の「危機」が、クラウドファンディングへの注目をさらに大きくすることは間違いない。
そうした中、私自身としては、「クラウドファンディング」事業そのもののビジネスとしての持続可能性が気になっている。「四季」のクラウドファンディングを担う事業者は決済手数料(5%)のみを受け取ることと公表しているが、果たしてこれで持続可能なビジネスとして回るのだろうか?そこを「痩せ我慢」でなく何らかの戦略やビジネスモデルでクリアしているのだとすれば素晴らしいことだと思うし、それを前提とした上で、「新しい金融業」としてのさらなる飛躍を期待したい。
https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien