三菱自の47歳社員が過労自殺、労災認定 残業「過労死ライン超え」月139時間
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このような過労自殺のニュースでいつも思うのですが、過重労働だけを問題として捉える(改善点が過重労働の是正)だけで本当に解決になっているのか?という疑問があります。
個人的な経験ですが、私は前職時代に200時間近くの残業があった月もありました。
もちろん年齢が若かったとか、会社に宿泊施設があったとか、いろんな要素はありますが、私がそのような過重労働であっても平気だった最大の要因は、同じ部署の先輩たちが良い人たちだったからだと思っています。
過重労働自体を是正はした方が良いです。それは当たり前。
しかし、過重労働以外の要因、例えば社内の人間関係や人事評価などに問題は無かったのでしょうか。
私は、人間関係が良ければそこまで自らが追い詰められるところまでいかないんじゃないか、と思うのですよね。。。
だから、このような痛ましいことが起きてしまった理由が過重労働だけとは思えないのですが、その点をちゃんと調査したのかが凄く気になります。自動車開発の現場で働いていますが、良くも悪くも根性論が必要な場面は多々有りますよ。
但し、個人が請け負える範囲内での根性論です。
でもその範疇を超えてしまうのは、会社の責任ですね。責任を誰が取るのも良いですが、1番は再発防止でしょう。
自動車開発って品質を上げればコストを下げろと言われ、工程に相談すれば昔気質のおっちゃんが「ソレもアレも出来ない」と言われ、良いさじ加減を見つけたと思えば、また品質かコストを上げろだの下げろだの、迷子になったりもします。この亡くなられた方は、迷子だったのでしょうか。迷子の状態から、手を差し伸べてくれる人が居ないのは悲しい事ですね。
(特定の個人や会社を指すものではなく、自身の経験からのイメージの話です。)こういうニュースを見ているといつも思うのが、月何時間超といった労働時間ばかりがクローズアップされることへの違和感。
それだけが問題とは思えないんですよね。
過重労働の背景にあるのが、所謂”詰め”のようなパワハラまがいの指導(この時点で”指導”ではないですけどね)なのか、取引先からの理不尽な要求なのか、そうしたバックボーンを明らかにしたうえでの再発防止対策が取られなければ、同じことを繰り返すだけじゃないかな…。