「文化」と認められないクラブカルチャーをどう救うか:ベルリンで続く長き闘い
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"実のところ、法律上のクラブは「文化」として認められていない。
現在ベルリンのすべてのクラブが、建築基準法(BauNVO)においては「文化施設」ではなく、例えば賭博場や売春施設と同様の「娯楽場」に区分されている。それゆえ、数年来の家賃高騰や都市開発で賃料が法外に引き上げられたり、急に隣接する土地に住宅が立って騒音に苦情が来るなどの問題が起こった場合、クラブ側にほとんど勝ち目はなかったのだ。ここ数年、これが理由で多くのクラブがつぶれている。
だが、クラブが「文化施設」と認められコンサートホールやオペラ座と同じ扱いになれば、クラブがオープンできるエリアも広がり、ジェントリフィケーションに対抗できるようになる。"