コロナ対応の長期化を覚悟、22年度も利上げ遠い状況-日銀総裁
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注目のコメント
Fedのドットチャートが22年末まで利上げ無しで意見集約されている中で意外感は全くありません。むしろ、16年9月以降、BOJが運用しているYCCが如何に「表舞台から上手く消える」ことに寄与するツールなのかは実証済みゆえ、Fedが関心を持つのは当然であり、また導入に至っても不思議ではないとは思います。
日本銀行というのは、中学生の時に銀行の銀行と習った。日銀が普通の銀行に貸すお金の金利、つまり、公定歩合を決める銀行だから、という説明だった、と記憶している。
この記事が意味するところは、日本的にいうと、2023年4月まで、要するにご自身の任期まで、は、利上げできない可能性が強いことに言及した、ということになる。これから約3年は市中金利もあがらない可能性が高い、ということか。
借りられるなら金を借りるチャンスではあるが、今後当然コロナ増税で今回の給付金やらなんやらをおそらく孫の世代まで全員で納税していく?こと、それが現時点では国債で賄われているから金利上がったら国債の償還金利も高くなってもたないから?とか考えると、景気浮揚どころか経済伸びないことを宣言したに等しいか?
今、日銀は、普通の銀行の何にあたるんだろう?