[東京 16日 ロイター] - 共同通信など国内メディアによると、自民党の河井案里参院議員と夫の克行前法相が、昨年7月の参院選を巡る公選法違反事件に絡み、同党を離党する意向を固めた。

また、広島地裁は16日、参院選で車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公選法違反の罪に問われた案里氏の公設秘書立道浩被告(54)に、懲役1年6月・執行猶予5年の判決を言い渡した。

NHKによると、禁錮以上の刑が確定し、広島高検が提起する行政訴訟で適用対象と認定されれば、案里氏は当選無効となり失職する。