[東京 16日 ロイター] - 麻生太郎財務相は16日、日銀が大規模な金融緩和政策を続けていることに関し、「(マネーサプライ増加などで)大きな役割を果たしていると私はみている」との認識を示した。日銀が15、16日の金融政策決定会合で新型コロナ対応の資金繰り支援策を拡充したことについては「財務大臣としてコメントすることはない」と述べるにとどめた。

同日午前の閣議後会見で語った。会見では、学校法人森友学園への国有地売却を巡る公文書改ざん問題で再調査に踏み切るか問われ「現時点で再調査は考えていない」との考えも併せて示した。