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かつてから気候変動を意識した脱炭素に向けた世界的な潮流があったところにコロナが蔓延。ここからの復興で「グリーンリカバリー」が提唱され始め、石油メジャーにとってはさらに追い打ちがかかった感じがします。「グリーンリカバリー(または似たような概念)」は多くの国・地域で叫ばれていますが、例えばEUでは再生可能エネルギー、クリーン水素、再生可能エネルギー源としての農業、クリーンモビリティの普及推進が計画されており、いずれも石油業界にとっては打撃です。

原油価格が下がっても再生可能エネルギーへのシフトは止まらないと思われる一方、気になるのは資源循環の動きです。原油価格の低下により、バージンプラスチック(新たに作り出されるプラスチック)の価格も低下しており、再生プラスチックの売れ行きが悪くなっています。再生プラスチックが売れなくなると、結局はプラスチック廃棄物を埋立や焼却処分する量が増えるので、サーキュラー・エコノミーの実現も難しくなるわけです。そしてプラスチックの生産と処分に係るCO2排出量は多くなります。

アフターコロナにサーキュラー・エコノミーをより推進すると断言しているEUでは、回収・分別・リサイクルに関する技術やインフラへの投資を図るということですが、そもそも2020年までに一般廃棄物の50%をリサイクルするという義務的目標の達成が危ぶまれる国がEU内に沢山あり、脱プラスチックの影響でプラスチック自体が減っている状況の中で、インフラへの投資は様子を見つつ行われるものと思います。また、リサイクル産業へのインフラ投資だけでなく、再生材を利用するための用途開発が、非常に重要になってきます。

このように、原油価格の低下は資源循環にも大きく影響があるため、再生可能エネルギーへのシフトと同様に、ウォッチングしていきたいと思います。
BPは、昨年末もLightsourceに追加出資するなどオイルメジャーの中でも率先して再生可能エネルギーに投資をしていて原油の生産も減ってきています。ただ上流からの利益は昨年の時点でもまだ6割もあるので原油価格や石油製品の需要の影響はもろに受けています。
原油価格は戻ってきていますが仮に同社予想の通りに油価が推移したとしても需要の減少の影響は避けられなくその影響の方が大きいでしょう。

また、投資家のESGへの注目もあり、そもそも業界自体やBP自体が原油中心のビジネスモデルから下流の再生可能エネルギーなどへトランスフォームする過程だったこともありさらに人の入れ替えも進むと思います。(先日1万人削減を発表済)

余談ですが、メキシコ湾の油濁事故が記事に出ていますが、同事故は映画にもなり、当時は掘削リグがフル稼働していた時期でそれが故に安全面で課題があったと言われている事件で今とはまったく業界の勢いが違った時代でした。。。
油価は水物ゆえ、保守的に前提を立てます。コロナで発射台が低くなりましたが、先行きの上昇が緩慢なピッチとなることは、本質的には、報道にあるように石油を取り巻く環境が変化していることに起因するのだと思います。
ブレントの2021年~2050年の長期想定価格を70から55ドルに。
もちろんもろもろの減損で、減配となるかもしれないのは、
すでに業界としてなされてきたトレンドだから驚くこともないだろうけど。
それより新規投資、再エネルギーを逆算するにあたって、55ドルでどれほどの新規投資がでてくるかでしょうね。
低金利とはいえ、想定が下方修正されると採算あわなくなるので、そのあたり、再エネルギーの専門家のお声も聞きたいところです。
「BPは向こう数十年間の石油・ガス価格予想を20~30%引き下げた」
生産設備等の価値がその分だけ下がって減損を迫られるBPには申し訳ないけれど、エネルギー資源を輸入に頼る我が国にとっては、向こう数十年に亘って石油と天然ガスが安く輸入できるとの見通しは朗報です。
新型コロナウイルスの影響で自動車等を主体とする輸出が長期に亘って落ち込みそうななか、石油と天然ガスの価格が大きく上がったら、貿易収支が大きな赤字に陥って、政府が巨額の赤字と借金を抱えるがゆえ経済の安定に欠かせない我が国の経常収支が赤字に転じることになりかねませんから (^^;
巨額ではあるが、1年分の営業CFにもならないし、数年間投資を抑えれば回収できる。
もちろん石油・ガス価格が2-3割減るというのは、今後の同社の売上・CFにマイナス。だけど、持っている権益が良い(安く調達できているものが多い)から、死ぬような状況ではないということでもある。コストに優る企業は厳しいときでも生存できるし、その時に投資余力があるから回復局面では他社より稼げる。
イギリスの石油大手BPが、今年第2四半期に最大約1兆8800億円の減損損失を計上すると明らかにしたとのこと。石油・ガス価格予想も引き下げているそうです。コロナの感染拡大がここまでエネルギ業界に影響を与えるとは....
BP(ビーピー、英:BP p.l.c.)は、イギリスのエネルギー関連事業を展開する多国籍企業。一代貴族を量産してきた国際石油資本の典型。民営化で進められた垂直的統合により、石油や天然ガスの探鉱(シュルンベルジェと連携)から採掘、輸送(パイプラインふくむ)、石油精製、小売まで一括で行う。他のスーパーメジャーと同じく、裾野がさらに広い。 ウィキペディア

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