【カフェ決算】コメダと椿屋珈琲の業績が「明暗」を分けた理由

2020/6/16
外食産業全体が新型コロナウイルスの感染拡大の打撃を受ける中、カフェや喫茶店を展開する運営企業の業績にも大きな影響が出ている。
ドトール・日レスホールディングス、コメダホールディングスなど2月期、3月期決算の企業だけでなく、椿屋珈琲などを展開する東和フードサービスや、タリーズコーヒーを傘下に持つ伊藤園など4月期企業の決算も6月15日に出そろった。
各社が毎月公表する売り上げ速報も分析しながら、明暗を分けた大手カフェチェーンの「今後」を占う。

増収増益は「2月期の2社」だけ

まず、大手カフェチェーンを運営する6社の最新決算を見ていく。