ソフトバンクG、クレディ・スイスのファンドに約5億ドル投資-FT
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本来は金融機関がソフトバンクのファンドに投資する方が自然ではあるが、クレディスイスは新興国の案件において投資もアドバイザリーも食い込んでいてそのネットワークや情報は魅力的。規模からすると大きなインパクトはないが今後の連携につながるだろう。
先日の通信子会社ソフトバンク株のブロックトレードの主幹事の一角もクレディスイス。ソフトバンクGと関係強化してますね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-05-21/QAO6FLDWLU6R01FTの原文の趣旨は、ソフトバンクが出資するクレディ・スイスのファンドがビジョンファンドのポートフォリオ企業に投資するスキームを、circular flow of fundingとして他の投資家との利害関係の相反を指摘しているようです。
このファンドの投融資先はビジョンファンド傘下のGreensill Capitalという会社が実質的に決めているとのこと。そして、Greensill Capitalの顧客企業の不正会計スキャンダルによりこのファンドの既存投資家が1500億円を引き上げたという背景があるとのこと。
これらが事実だとすれば、確かにその意図が疑われても仕方ない不自然なスキームになっていますね。