[ワシントン 12日 ロイター] - トランプ米大統領に昨年9月解任されたジョン・ボルトン前大統領補佐官が政権内の内幕を描いた回顧録を23日に出版すると、出版元の米サイモン&シュスターが12日明らかにした。

回顧録のタイトルは「The Room Where It Happened: A White House Memoir」。

サイモン&シュスターのニュースリリースによると、ボルトン氏の著書はトランプ大統領の中国やロシア、ウクライナ、北朝鮮、イラン、英国、フランス、ドイツなどとのやり取りに触れるほか、トランプ氏の「一貫性に欠く政策決定プロセス」を浮き彫りにする内容となり、「トランプ大統領が皆に読んでほしくない本だ」という。

ホワイトハウスは同書の出版に反対し、国家機密部分の削除を巡りボルトン氏側と交渉を行っていた。