台湾には、三菱重工の佃和夫元社長(現取締役相談役)が社長に就任する前に構築した、航空機部品のサプライヤー群があります。これらは、MRJのためのものではないのですが、佃氏は、昔からかなり民間航空機事業に思い入れがあったのだと思います。 三菱重工がボンバルディアのCRJを買った時、私は「これはまずいな」と思いました。売る方には早く売りたい理由があるわけですからね。 RRが9000人削減を決めたのは、短期間で民間航空機市場が回復する見込みがない可能性が高いからです。 失敗事例として、ビジネススクールの良い教材にはなると思います。
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