小池氏、都知事選に再選出馬表明 コロナ対策「喫緊の課題」
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告示6日前の出馬表明。露出が多く、知らない人はまずいないという現職の強みを生かして長丁場の都知事選を走り抜くことができるかどうか。2期目をめざす現職は一般論として非常に有利という大前提はあるものの、大きな東京ではどんなに組織を積み上げてもそれだけでは当選ラインに届かない。一方で、現職に何か大きな失点があって対抗馬に勢いが出てくれば、様相が一変することがないとも言えません。来月5日の投開票に向け、どんなレースが繰り広げられるのか。政策論争に注目したいと思います。
政党推薦を受けなかったことが最も大きなポイントだろう。
事前に、自民党からの推薦を受けるとの報道もあったが、これらの記事の書きぶりを見ると殆ど自民党サイドからの情報と読めた。二階幹事長は、小池氏を推薦することで都議選での対決を避けたかったのではないだろうか。
一方、小池氏にしてみれば、来年の都議選を見据えると、都議会自民党を都政与党にしながら、都民ファーストの会を生き残らせるなどということは選挙制度上ほぼ不可能な話。他の政党の推薦も受けない形で二階幹事長に配慮しつつ、事実上、都議会自民党との対決路線をとったと解釈している。他の候補は選挙前という理由でメディア露出を抑制されている中、現職はコロナ対応を大義として会見を沢山やって出馬や方針も口にできるというのは直感的にフェアではないように感じます。コロナ関連は副都知事以下での対応……という訳にいかないのでしょうか。