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新型コロナで中銀デジタル通貨開発「最速ギア」、中銀関係者が認識

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    世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

    カンボジアなどの新興国でCBDC(中銀デジタル通貨)の導入が進んでいますが、クレジットカードなども普及していない国の場合は金融へのアクセスの無いFinancial Inclusionという観点からも効果があると思います。
    先進国においてもクレジットカードや各種キャッシュレスのシステムがありますが、販売側が現金化するにはタイムラグがあり運転資金が発生してしまうというデメリットがありますが、デジタル通貨の場合は決済が通貨そのものなのでそのデメリットがありません。
    各国にとってのもう一つのインセンティブは中国がCBDCの開発をする中で通貨を巡る覇権争いです。
    また、キャッシュと違い取引が記録化されることから利用をしようと思えばマネロンの監視にも利用できるでしょう。


  • 経済ニュースパーソナリティ

    CBDCを発行すること自体は技術的には可能ですが、それを日常で利用するためのインフラ整備が進むのか、というのが大いに問題です。
    中央銀行が法定通貨建で発行するのであれば既存の電子マネーとは比べものにならないほどの膨大なデータの管理やバックアップ体制が必要ですし、盗難や障害対策などの手当も必要です。

    果たしてそこまでして導入するメリットがあるのでしょうか。
    個人的にはデジタル通貨はまだまだバズワードの領域を出ていないように思います。


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    東洋大学 教授

    「デジタル法貨」(CBDC)は日銀も含めプロジェクトステラで研究途上。
    https://www.boj.or.jp/announcements/release_2020/rel200212a.htm/

    法貨がデジタルであってもリアルであっても、キャッシュレスは加速すると思いますが。


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