この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。
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「日経ビジネス」を筆頭に雑誌やニューズレターを発行。インターネットメディア事業にも注力しており、日経ビジネスオンラインやItproなど多数のサイトを運営、ユーザー数は出版社の中ではトップクラスの規模。
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出版もそうなのですが著者って「原作者」なので、こういう作品を二次利用した記事でマーケティングしたり反応をKPIでトラッキングできないんですよね。このViewerはNewspicks経由でAmazonか書店&日経BPに流れて、最後無機質な(かつ時差ありすぎる)著作料払い込みでしか接点がなくなる。出版社やメディアなど「パブリッシャー」でしか見えない風景があり、そこでのほうが発見が多く、それで新たな作品を作りたくなる。
少年ジャンプのアンケートやYoutubeのコンテンツIDのように、製/販を近づける仕組みをNewspicksには作って欲しいなあ。
週末家族全員で映画館に行くようなことは減り、国民のほとんどが知っているヒット歌謡も無くなりました。子供の数も減り、家庭用ゲーム機のソフトも少年ジャンプもマガジンも、売り上げ数は減り続けています。
コンテンツ産業のビジネスモデルが変わりました。可処分所得の多い、独身の30代、40代の1人当たりの出費が多いことで、多くのコンテンツ・ビジネスは成り立っています。
日本のコンテンツ・ビジネスで最も市場規模が大きいのは「嵐」で300億円ほどです。2位がアイドルマスターで270億円ほど、3位がラブライブでやはり270億円ほどです。しかし、これらのコンテンツも、売り上げは毎年着実に減っています。
問題は、このビジネスモデルが海外市場で通用するかどうか、です。日本のコンテンツ産業市場は、目に見えて縮小しています。一方で、日本のコンテンツ商品の海外での売り上げは、2011年の8653億円から2020年の1兆4千億円へと急増しています。
嵐、アイマス、ラブライブ、のようなビジネスモデルが最も大きな成功をおさめている海外市場は圧倒的に中国です。というより、中国と台湾以外では、さほどうまくいっているとはいえません。
海外市場での売り上げは、今のところ国内市場の10分の1程度です。ただし、アニメに限っては、海外市場での売り上げが、国内市場を上回りました。今後、中国のコンテンツとの競合は激しくなりますが、急拡大してきた中国のコンテンツ市場が、やはり日本のコンテンツ産業が売り上げを伸ばせる主な市場でしょう。
オタクは、前者の特殊的好奇心が強く、ある意味特殊な存在だが、その熱量はハンパない。
http://ichiyanakamura.blogspot.com/2020/03/blog-post_12.html
顧客とダイレクトにつながり、一貫性を持って世界観を伝えるのが、D2Cの特徴。
本の中で取り上げられている、新日本プロレスや、AKB48は、エンターテイメント界のD2Cブランドといえるかもしれません。
・オンライン教育が盛り上がる時代の中で、リアルでのコミュニティを提供価値にしている
・顧客はバカ高い授業料を払ってくれる物好き(オタク)層である
・海外の人材を引き付けてアメリカのファンにするための装置である
・数十の学校が競争しており、それらが一堂に会するカンファレンス・大会なども盛り上がる
・学校名がブランドとなり、授業料の他にグッズ・イベント等が大きな収益源となっている
・コミュニティの参加者による、経済的な見返りを求めない寄付(投げ銭)の文化が根付いている
高等教育では欧米に勝つのは難しそうですが、ニッチとは言え、アニメなどの分野では日本発の強いコミュニティを築いて欲しいですね。
特定の天才を生み出すよりも、共創型は日本人が元来得意とする制作スタイル。
互いに壁打ちしながらファン、ユーザーの核心を射抜き、キメ細かくより良いサービスに進化させていく力は得意な領域だとすると、まだまだチャンスをモノにする事は出来るのではないかと思います。
ただしここで言う「価値のある資産」を貯金をおろすかのように価値を低減させるような活用は避けたいところですね。
とは言ったものの、アニメ産業やゲーム産業が発達したのはマーケティング手法が良かったからであり、オタクのみんなが精神的にとか言う話が全てでは無い。
良い意味で天才はオタクばかりです。