キャセイ航空を救済、390億香港ドル規模の資本再編計画
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このところ株価は戻っている中で時価総額は約5000億円。優先株の細かい条件などはみていないが、ライツイシューだけでも3割ほどの希薄化になりそう。
グローバルでは破綻をしないだけマシとも言える状況かもしれないが(ただ最近米国株式市場ではChapter 11のHertzの株価がなぜか上がるというよくわからな現象も起こっているので…)。救済されたキャセイはひとまず安心といったところでしょう。
ただ、キャセイって、コロナ禍の前からしんどい状況にありました。売上全体のうち中国向けが半分以上なんですよね。
去年から続いている中国とのスッタモンダが続くかぎり屋台骨が揺らぐ状態にもなりかねません。
売上高でほぼ同じ規模のJALとくらべると収益性が弱くて3分の1にすぎないのもツライところです。手元流動性も月商1ヶ月分のキャッシュすら持っていませんでした。
また、香港と大のお友達である日本・韓国・台湾向け路線の売上は全体の1割にも満たないのが現状。
今回の資本増強だけでは予断を許さないような気もしていまして、いずれ外資系のどこかに買ってもらうシナリオもあり得ます。というか、このまま行くと中国のエアライン傘下に入るかもしれません。
航空会社のフトコロ事情等について執筆させていただいた記事に興味のある方はこちら↓からどうぞ~♪
https://newspicks.com/news/4872360/救済、助かります…
香港は🇭🇰人口700万人程度と少なめですが、たっくさん日本へ旅行に来てくれるハードリピーターです。
そのため、訪日インバウンドの中でも人数でも4位、消費額では3位に位置します。
そんな彼らを運んできてくれるのが、キャセイであり、そのグループ会社である香港エクスプレス。(LCC)
なのでキャセイ破綻すると、インバウンド市場も大打撃なので💦